コロナ禍でも取り組める!妊活に向けて運動で体質改善

みなさんこんにちは。今回担当するのは生殖医療相談士・看護師の石橋です。

今回は妊活中の運動についてお伝えします。

運動をすることで、血流が良くなり卵巣や子宮への血流が促されます。血流が増すことで卵巣の状態が良くなり、排卵後は子宮内膜へも良い影響が働くと考えられています。そして血流だけではなく筋肉量が増えることにより基礎代謝が良くなりダイエット効果もあります。

妊娠するためには太り過ぎとやせすぎはNGです。

そのため適正体重を目指すことが理想的ですが、過度なダイエットは栄養不足から不妊の原因となり、排卵障害を起こす可能性もあります。そのため健康的にダイエットすることが理想的ですが、実際にどのような運動が良いのか、どのくらいやるのかなどわからないことも多いかと思いますので、今回は少しでも皆さんが取り組みやすいようにポイントをお伝えします。

適正体重ってなに?

適正体重はご自身の身長と体重から計算するBMIで確認することができます。BMIの計算式は

体重kg÷身長m÷身長m

です。ご自身で計算してみて下さい。

BMIの適正数値は18.5~25です。

どんな運動が良い?

妊活のための運動は軽めのエクササイズで問題ありません。短期間でダイエットをすることが目標ではなく、長期的に継続することで体質を改善し、血流を促し、基礎代謝を上げることが目標です。

ストレッチやヨガなど室内でできるもので問題ありません。特に、現在は新型コロナウイルスの影響もあり、ジムなどでの運動も難しい状況で、猛暑の中でのウォーキングも大変ですよね。そのため自宅で、室内で、簡単にできるものが理想的です。

代謝を高めるためにゆっくりとした呼吸をしながらの有酸素運動は特に良いと言われています。

どの程度の運動量が必要?

先ほどもお伝えしたように、無理なく継続することが理想的です。例えば1週間に日間は運動を行うなど、目標を決め継続して下さい。ウォーキングであれば、1日30分以上を目標として下さい。

ストレッチはお風呂上がりなどに10〜15分程度です。

ヨガの場合、通常は1時間近くかかってしまいますが、そんなに時間が確保できない方は短時間ヨガで15分〜30分程度で問題ありません。呼吸をしっかりと意識し、リラックスできるようであれば短時間でも効果は得られます。
水泳などの水中運動は有酸素運動ですが身体を冷えてしまうので、水中運動を行う場合は温水プールで実施して下さい。

参考に運動時間をお伝えしましたが、一番大事なのはご自身がリラックスできるということです。

「ダイエットのため」「妊娠のため」ではなく、自分自身が楽しく、気持ちよく行えるような方法で取り入れてみて下さい。また、女性だけではなく適度な運動は男性にも必要なので、パートナーとお二人で取り組むと更に楽しく継続できるのではないでしょうか。

私も日頃からジョギングや軽い運動を習慣的に取り入れていたのですが、今年の猛暑は外での運動ができない状況でした。

そこで今回オンラインでヨガなどができる「SOELU」を利用してストレッチやヨガを体験してみました。

SOELUには本当に多くのプログラムがあり、自分に適したものが見つかります。他の人と運動をするのが苦手で、仕事も不規則な私に良かったのは、ビデオ動画が準備されていることです。生配信のプログラムもありますが、私はひっそりと自分の空き時間で自分のペースでやりたいので、ビデオ動画を利用しています。

このように、自分のペースで自分の好きなものを取り入れているので、ストレスなく楽しく運動を取り入れることができています!

みなさんも、「コロナだから、、」「暑いから、、」ではなく、こんな状況でも自宅でできる「妊活のための体質改善」を楽しく取り入れてみませんか。

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