オンラインの環境でも社員の心のケアは大切にしたい

2021年7月

2007年9月よりWEBマーケティングの総合ソリューションカンパニーとして創業した株式会社コミクス様。今回、株式会社コミクス様にファミワンのサービス導入についてのきっかけや、従業員の方々の反応などをお伺いしました。

妊活や不妊治療の悩みのほか、メンタル面の相談ができる事が決め手に。

ファミワンのサービス導入のきっかけをお聞かせください

当社は、昨年の2月から全面的にテレワークを推進しています。そのためコロナ禍で社員皆が一同に集まって接する頻度が減っていました。なかなか、全員で会うことが難しいこともあり、社員の心理面をケアすることができない状況でした。

管理者の中には、1日オンラインでの仕事を終えるとどこか心が削られるような気持ちになるという声もあるので、社会経験が豊富ではない若手社員にとっては、心理面のサポートが必要だろうと感じていました。

テレワークは、社会経験が豊富な社員にとっては良い側面もあると思いますが、若手社員にとっては、他の先輩社員からのサポートを直接受けることができず辛いという側面もあると思います。

そんな中、ファミワンのサービスが、妊活や不妊治療の相談のほかに、メンタル面の相談もできるという事を知り、これは社員にも喜んで活用して貰えるのではないかと思ったのが、導入のきっかけです。

コロナの後にメンタル面のサポートが必要だなと感じたことはありますか。

当社は約50名の社員がおりますが、結婚している社員の割合は2割ほどで、独身の若い社員がマジョリティです。若い社員が多いため、どうしても妊活という言葉を単にキャッチコピーとして捉えているような印象もあるのが事実です。

ただ、女性の場合、女性特有の身体の不調や悩みなどもあり、インターネットで情報を調べることも可能ではありますが、ファミワンのサービスを活用することで、専門家に相談できるため、間違いのない情報を得られるという点で良いサービスだと感じています。また、会社の福利厚生の中でも、LINEを使って気軽に使えるという利便性もあると思います。

導入後の社員の方から反応はありましたか。

まだ、運用を開始したばかりで、これからサービスの啓発をしていく必要があると思いますが、どのようなサービスなのか知りたい、という問い合わせは受けました。

妊活についての相談だけではなく、女性の身体の悩み、月毎で変化する体調についての相談ができることや、日頃から自分の生活の中で感じている不安やモヤモヤしていることなども相談できるサービスだと伝えています。

今後、男性社員に対しても、女性はこういった身体の不調で悩んでいる、とか、男性も女性に対してこういったサポートができる、といったことも同時に啓蒙する必要があると思っています。

社員のメンタルケアを必要とする企業におすすめ

ファミワンのサービスをどのような方にお勧めしたいですか。

在宅テレワークをメインで推進されている企業で、マネジメントをする人材を10名以上抱えている管理職の方には、おすすめしたいです。

この約1年4ヶ月、在宅テレワークを推進してきた中で、当社は最近になって週1回通勤するという形にしました。オンラインだけの環境というのは会社が会社っぽくない、フリーランスの集まりのような感じになってしまい、組織として機能しないのではないかということを、今痛烈に感じています。

オンラインでのコミニュケーション自体は増えていますが、一緒の空間にいれば、場の空気などで理解し合えたり、一体感が生まれることもあると思います。しかし、オンラインだと、どこか心が削られていくような感覚があります。

今は逆に、オフラインでのコミニュケーションの大切さが浮き彫りになっている感じがありますね。

だからこそ、ファミワンのようなサービスをうまく活用して、社員のメンタルケアや、社員とコミニュケーションを取れる仕組みを作っていかなければいけないと思っています。またその中で、ファミワンのようなサービスが果たす役割は大きと思っています。

今後ファミワンに期待することはありますか。

メンタルの不調は顔の表情に出てきた時には遅いため、日頃の健康維持に加え心のケアもできればよりいいことだと思っています。

そのため、心が病んでしまう可能性をあぶり出すようなヒアリングやカリキュラムが今後できることを期待しますし、オンラインでのワークショップや啓発のためのセミナーなどもして頂きながら、日頃から社員が相談しやすい環境づくりを一緒に醸成して頂けたらと思います。