ファミワンは、「夏休みスペシャル!こども性教育2024」オンラインイベントを2024年7月27日(土)に開催いたしました。
私たちファミワンは、「性教育について伝えられる場を作りたい」という想いで、性と生殖を専門としている〈臨床心理士〉や〈不妊症看護認定看護師〉による「こども性教育」を継続的に企画運営し、今夏で4年目を迎えました。
今年の「夏休みスペシャル!こども性教育2024」のオンラインイベントでは、参加する子どもの年齢にあわせてより分かりやすく内容や伝え方を工夫するため、<中学生向け>の部を初めて開催し、合計4部構成で開催をいたしました。
・小学校低学年向け(1〜3年生)の「はじめましての性教育」
・小学校高学年向け(4〜6年生)の「ステップアップ性教育」
・中学生向け「未来への性教育」
・保護者・関係者向けの「専門家に聞く!次世代を守る性教育」
アンケート結果レポート
近年、性に関する情報や報道等が増えるに乗じて、SNS等で、ファミワンの性教育イベントへの注目や話題が集まり、今夏の「夏休みスペシャル!こども性教育2024」は4部門合計でのべ906名ものお申し込みをいただきました。
ご参加の方の属性
ご参加いただきました方は、86.1%が女性・13.1%が男性という割合でした。また、「下記に該当する職種・属性がある方はお答えください」という質問に対し、50.4%が「保護者」と回答がありました。次いで多かったのが、教育関係者(13.9%)でした。その他、医療関係者(5.8%)・自治体関係者(6.6%)と、子どもたちを取り巻く周囲の大人の方々がご参加くださったことが分かります。家庭だけにとどまらず、社会全体で、性教育の必要性を感じられています。
当日の視聴参加は、保護者・関係者の方(80.3%)が最も多かったものの、未就学児(5.8%)、小学校1〜3年生(38.2%)、小学校4〜6年生(28.6%)、中学生が7.3%、高校生が0.7%と、未就学児〜高校生まで幅広い年齢層のお子様とご一緒にご参加いただけたようです。
参加しようを思った理由
「性教育」は、おむつを替える時、おおよそ2歳頃から始めることが望ましいとされています。ご家庭で取り組む際、いつ・何を・どのように子どもへ伝えればいいのかわからない、というお声を多く聞きます。本イベントへの参加理由は、「子どもに性教育の話を聞かせたかった」が55.9%と高く、「自分自身が子どもの性教育について知りたかった」「業務や勉強のために必要だった」が合わせて83.0% でした。保護者・関係者の方ご自身が、「性教育」に関する知識や学びのアップデートが必要だと感じられていることが分かります。
小学校低学年(1〜3年生)
参加されたお子様の性別は、男子35.7%・女子57.1%でした。
「イベントにさんかしてどうでしたか(複数回答可)※お子様のご感想」では、「楽しかった」「おもしろかった」合わせて97.5% のお子さんが回答し、参加年齢に応じた内容や構成の工夫が反映され、楽しみながらご参加いただけました。
一方、40%は「べんきょうになった」と回答し、楽しさに加え、しっかり学びの要素として子どもたちの自身の理解につながっていることが分かります。
小学校低学年向け(1〜3年生)は、30分間で構成し、時間の長さも70.7%が「ちょうどよかった」と回答しています。イベントの内容・構成・時間も、参加する子どもの年齢に合ったオンラインイベントになりました。
参加した方からの声
「イベントにさんかしてかんじたこと思ったことがあったらじゆうにおしえてください。(自由回答)※お子様の感想」という質問では、以下のようなコメントをいただきました。
- 「クイズが楽しかった」
- 「リアクションできておもしろい」
- 「からだのだいじなところに、くちもはいるとおもいました」
- 「Noといえばいいということがわかった。」
- 「プライベートパーツとノーゴーテルが印象に残ったようです」
- 「セックスを初めて知りました。お母さんに聞きました。」
- 「自由研究にしようかな、と話していました。」
子どもたちが飽きないような構成上の工夫(リアクションボタンや声出し)が「楽しい」「面白い」という感想につながっており、また、イベント内でお伝えした「プライベートパーツ」や「NO GO TELL」という子どもたちを守る「合言葉」が、しっかりと子どもたちの中に、印象づいて届けられたこともうかがえます。
さらに、「自由研究にしようかな、と話していました」というコメントをいただき、夏休みに参加した子どもたちが、自らの性を守ることに関心を高め、自主的な学びへ発展させていく姿を感じ、イベントを開催した意義を感じられました。
満足度と満足度の理由
小学校低学年向け(1〜3年生)の部では、62.5%の保護者の方が「満足」、28.6%が「やや満足」と回答しています。
<満足度の理由(コメント)>
保護者自身の気づきや学びになったことが満足度の理由として多く上げられていました。
- 「こどもにどう教えたらいいか、大変勉強になったため」
- 「小学生低学年にはどのように伝えればいいのかということがよくわかった」
その他、オンラインイベント内容に対しても、
- 「基本的なことを、難しい言葉を使わずに、小学生にもわかるよう作られていたから。」
- 「性教育の入口としてはちょうどいい情報量だったと思います。」
- 「大人が教えるのに抵抗がある内容でも学年に合わせて教えてくれるのがいいと思った。」
と、年齢に合わせた内容・伝え方の工夫もご評価いただいたようです。
さらに、以下のようなとても嬉しいコメントもいただきました。
- 「家庭ではあまり話題としていない分 勉強会という形で見せたことで大変ためになったようです。 このような機会がないと話すタイミングを逃すため 大変良かったと思います。」
- 「低学年向けでありながらも、誤魔化すことのない性教育はとても良かった。その日の家族のコミュニケーションにも繋がった。」
- 「低学年のうちからプライバーパーツについて理解することで、自分自信を守ることや周りの人との接し方を考えることができるようになりそうです。」
本イベントが、ご家庭内での「性教育」への意識やコミュニケーションが変化していくきっかけになっていることが分かります。
小学校高学年(4〜6年生)
参加されたお子様の性別は、男子51.6%・女子45.2%でした。
「イベントにさんかしてどうでしたか(複数回答可)※お子様のご感想」では、71.9%が「勉強になった」と回答しています。
「面白かった」「楽しかった」がともに28.1%、12.5%は「むずかしかった」と回答しています。少数ですが、3.1%が「よくわからなかった」と回答がありました。
小学校高学年向け(4〜6年生)では、4つの性について、男女の性器、赤ちゃんが生まれる仕組み、防犯や子どもが被害にあった時の対応など、より具体的な内容を含み、1時間の構成で開催いたしました。高学年向けに構成した内容でしたが、学年(4〜6年生)差による知識や習熟度も異なることから、子どもたちの感想に反映されたものと考えられます。
時間の長さについても、47.1%の方が「ちょうどよかった」、38.2%が「長かった」と回答しており、学年差によって感想が異なった印象でした。
参加した方からの声
「イベントに参加して感じたこと思ったことはありますか?(自由回答)※お子様の感想」という質問では、以下のようなコメントをいただきました。
- 「難しい言葉や漢字があった」
- 「すごくわかりやすくてクイズとかもあって楽しかったです。」
学年(4〜6年生)の差で生まれる知識や習熟度の違いは、お子さんのコメントにも一部表れておりましたが、コメントの多くからは、子どもたちの学びにつながっていることが分かりました。中には、男女それぞれの身体について理解し合う様子がうかがえ、子どもたちの感性に驚かされました。
- 「自分の体のことが勉強になった。違う性別の体のことも勉強になった。」
- 「女の人の生理の時の気持ちが分かった」
- 「プライベートゾーンのことなど学べてよかった」
- 「プライベートパーツとNO.GO.TELLが大事というのが勉強になった」
- 「NO・GO・TELLについてことが分かりやすかった」
子どもたちを守る合言葉「NO GO TELL」は、高学年向けの部でも、しっかり子どもたちに届けられたようです。
また、以下のようなコメントがありました。
- 「性教育ということで、保護者がしつこく感想を聞き出すのもどうかと思います、どうだった?ぐらいにしか聞いていませんが、「質問にほんまに返事する人がいるんや。」との返事でした。」
本イベントでは、チャットによる質問を受け付け、子どもたちからの質問に講師が回答する双方向なコミュニケーションの時間を設けておりました。上記のコメントからは、子どもたちが自分自身の質問が取り上げられ回答されるという経験をしたことが、性に関して「オープンに話していいんだ」という体験につながったのではないかと考えます。
満足度と満足度の理由
小学校高学年向け(4〜6年生)の部では、61.9%の保護者の方が「満足」、23.8%が「やや満足」と回答しています。
<満足度の理由(コメント)>
- 「小学校高学年で知るべきことがよくわかったので。」
- 「詳しい説明と知らない内容を知ることができたから。」
- 「教科書以上の学習ができた 精子や卵子の画像など勉強になった」
- 「わかりやすく楽しいお話で1時間があっという間でした。大変勉強になりました。
- 「子どもも積極的にクイズに取り組んだり、コメントしたりしていました。子どもを飽きさせない工夫も素晴らしいなと思いました。」
- 「低学年では性別は生まれた時の男女違いだけでしだが、高学年では4つの性と詳しく説明いただいて理解が深まりました。」
低学年向けの部から、どのくらい発展した内容にするか?構成や工夫が、参加の子どもたちに伝わったことも見受けられます。
また、ご家庭内での「性教育」のきっかけになったというコメントも多くいただきました。
ファミワンの性の専門家がお伝えする正しい知識と伝え方が、ご家庭内の「性教育」のヒントにつながっているようです。
- 「話すキッカケになるから。」
- 「子どもが最初は嫌がっていたのですが、クイズや映像を交えて性教育をしてくださったので一時間が短く感じられました。」
- 「なかなか家庭ではトピックにしにくい題材だったので、有識者の方から学びとして伺える機会で、親子で参加できたのが良かってです。」
- 「どれぐらい関心を持って見てたかはわかりませんが、まともな性情報をとにかく見てくれただけでも保護者として満足です。」
- 「低学年の回と同様に、どこまで踏み込むのか内容がわからずハラハラしましたが、子どもも最後まで聞くことができ、勉強になりました。」
一方、避妊方法や、性被害とインターネット、さらには、包括的性教育へのご意見など、性にまつわる様々な視点について、保護者の方からコメントを頂戴いたしました。
- 「性について知れたことは大変良かったと思います。ただ男の人がどのようにして女性の人に精子を届けるのかという疑問は残っているようで 補足として保護者から伝えるということにをしました。 小学生高学年で避妊の方法などはまだ早いのかもしれませんが、性教育の一つとして 避妊の方法は大変重要なこととなると思うので 次回ももし受講できるのであれば 中学生の方で学ばせた方がいいのかな と感じました。家庭でどこまで話をすればいいのかという疑問も抱きましたが、このような機会がなければ話すことはないので大変良かったと思います。」
- 「私(30歳)が思春期の頃と比べて性被害とインターネットが不可分になっていると思っていたので、その件も話がありよかったです。生理用品の例としてシンクロフィットなどの紹介もあったのが現代的だなと思いました。チャット欄での反応も拾って追加説明があったのも頼もしく思います。」
- 「(親より)妊娠できるのは女性しかいません。包括的性教育のせいでしょうか、トランス性に配慮することが一律正解のように教えられる事が多いですが、意志の力だけでは変えられない身体的な特徴は必ずあります。「身体的女性しか妊娠出産はできない」「女性を自認していても身体的男性は妊娠出産できない」「女性でも病気や体質で妊娠できないことはある」は全て並列して成り立つものであり、性教育を謳うのであれば避けてはいけない部分だと思います。小学生をターゲットにしたのならなおさらです」
貴重なご意見とご感想を踏まえて、今後のイベント開催へ参考にさせていただきます。
中学生向け
参加されたお子様の性別は、男子25.0%、女子が37.5%、回答しないが37.5%でした。 「イベントの理解度についておしえてください。(複数回答可)※お子様のご感想」では、71.4%が「非常によくわかった」28.6%が「少しわかった」と回答しています。「どちらでもない」「少しわからなかった」「全くわからなかった」の回答者はおらず、イベントの時間の長さについても、85.7%が「ちょうどよかった」と回答しています。
中学生向けの部では,思春期の身体変化・発達、生理用品、性感染症、性の多様性、SNSを使った犯罪の例など、具体的な事例や内容を盛り込んでお話ししました。中学生にとって、リアルでより身近なお話として捉えていただけたようです。
参加したお子さんからの声
- 「イベントに参加して感じたこと思ったことはありますか?(自由回答)※お子様の感想」という質問では、以下のようなコメントをいただきました。
- 「ナプキンの種類や付け方等、学校よりもさらに詳しく知ることができて良かった。」
- 「女性が生理で大変なことが分かった。」
コメントは少なかったものの、オンラインイベント開催中では、zoomのリアクション機能を使いこなして反応を伝えてくれたり、クイズへの参加模様も盛んでした。
満足度と満足度の理由
中学生向けの部では、66.7%の保護者の方が「満足」、25.0%が「やや満足」と回答しています。
<満足度の理由(コメント)>
思春期世代の中学生の保護者の皆さまにとって、専門家から正しい知識や情報をお伝えした機会が、ご家庭内での「性教育」をテーマに対話できる良い機会となったようです。
- 「勉強になった」
- 「一緒に見て話せて、よい機会でした」
- 「親では充分にしてあげられない、専門の方からの説明や最新の情報を子どもに教えていただけたので。」
- 「おそらく学校ではなかなか学びにくいこともわかりやすくお話していただけたのがよかったです。知っているのと知らないのとでは全然違うと思います。」
- 「性感染症やコンドームの付け方などなかなか親から切り出すには難しい話題でしたが、とてもわかりやすく子どもへの伝え方など大変勉強になりました。メディアリテラシーに関しても紹介されていたのがよかったです。こういう講座を学校で受けさせてもらえたらいいなと思いました。」
保護者・関係者向け
保護者・関係者向けの部では、子どもたちを守る「性教育」の背景や在り方、具体的な対応や事例について詳しくお話ししていきました。イベント後半のQ&Aでは、保護者・関係者の皆さまが日々直面されている疑問や質問をチャットを通して多数お寄せいただき、時間を大幅に延長して開催となりました。
<満足度の理由(コメント)>
- 「性教育としてやっていくべきことがより明確になったから」
- 「実際の声掛けの方法や、活用できるツールの紹介もあり、とても勉強になりました。」
- 「包括的な性教育についておおまかに触れられた点。学校教育の現状について知ることができた点(教員になるための過程に、性教育がないことにショックを受けました)、質問に丁寧に回答いただけた点がとても勉強になりました」
- 「QAのパートも普段は誰にどうやって聞けば良いかわからないような質問に、講師のお二人から丁寧にお答えいただき大変参考になった。他の方が悩んだり考えておられることを知れて自分だけではないと安心した。」
当オンラインイベントへの参加理由として、83.0%が「自分自身が子どもの性教育について知りたかった」「業務や勉強のために必要だった」と回答されていたことを踏まえると、保護者・関係者の方ご自身が、「性教育」に関する知識や学びのアップデートとなったのではないかと思われます。
一方、下記のようなコメントもいただきました。
- 「もう少し掘り下げた内容も希望」
- 「対象年齢が広かった。」
- 「内容が多岐にわたっており、それぞれの項目についてもう少し時間をかけて聞きたかったと思いました。」
ファミワンで行う「性教育」イベントの内容や開催形式については、引き続き工夫や検討を重ね、今後のイベント開催の参考にさせていただきます。
後援・資料提供等の連携先
「夏休みスペシャル!こども性教育2024」オンラインイベントでは、省庁・自治体・企業などと連携し、生理用品・アイテムや下着、コンドーム等の避妊具、参考になる性教育WEBメディア、子どもを性被害から守るテクノロジー・サービスなど、子どもの性教育に寄り添う商品や情報をオンラインイベントの中でご紹介いたしました。
<後援・資料提供等の連携先>
こども家庭庁「こどもまんなか」、東京都渋谷区、群馬県邑楽郡邑楽町、株式会社ナルミヤ・インターナショナル、相模ゴム工業株式会社、株式会社OutNow、園田桃代ARTクリニック、デジタルアーツ株式会社、株式会社フェリシモ、株式会社ワコールホールディングス、Adora株式会社、オカモト株式会社、グンゼ株式会社、命育 ※順不同
さまざまなサニタリー用品と下着
小学校高学年向け(4〜6年生)の部では、思春期の身体の変化についてお話し、さまざまな生理用品の使い方を説明し、さらに、吸水機能のあるショーツ「お守り代わりに使いたい コーヒー炭繊維混抗菌防臭 吸水サニタリーショーツ〈ライト〉の会」や防水布付きペチパンツ「デリケートな日も気分晴れやかに モレとムレを防ぐ お守りレースペチパンツの会」(株式会社フェリシモ)やはじめて生理を迎える親子向けの「サニタリーショーツBOXセット」 (株式会社ナルミヤ・インターナショナル(pom ponette junior) )を紹介しました。
保護者の方でしょうか、「先ほどの生理ボックスのお店の名前をもう一度教えてほしいです!」「スカートのような下着はなんというものですか?」という質問やお声が続出しました。
近年のフェムテックの普及に伴って、生理用品は大きく進化しています。保護者世代にはなかった商品やアイテムが多く、保護者の方ご自身が生理用品についてアップデートしようとされてらっしゃるご様子でした。
また、「下着はボディーガード」というお話を通して、男子の下着・女子の下着についても事例を紹介しました。特に女子の下着選びについて、株式会社ワコールホールディングスの「学ブラ(まなぶら)講座」 を紹介した際は、チャットで非常に多くの反応が見られました。
その他、オンラインイベントの中で紹介した商品やアイテムについて、チャットの中で回答しました。
また、イベント開催後、「再度、紹介していたアイテムについて教えてほしい」という問い合わせも多くいただき、保護者の方々の関心度が高いことがうかがえました。
子どもと一緒に学ぶツール
子どもと一緒に学ぶ際のおすすめのツールとして、「性とからだとこころ知るカード」(株式会社フェリシモ) も紹介しました。1テーマ毎の15枚のカードでできており、子どもの成長や興味・関心に合わせて、使い方を工夫でき、未就学児から思春期まで長く活用できる点もおすすめできるポイントとお話ししています。
子どもを守るテクノロジーサービス
子どものスマホ利用を安全にする様々な機能(アプリ使いすぎ、性的な自撮りブロック、ながらスマホブロックなど)が提供されているアプリ、コドマモ(Adora株式会社) を紹介しました。参加した保護者の方からは、「フィルタリングが義務なのは知らなかった」と、子どもたちのスマホ利用に改めて危機感を強めた保護者の方もいらっしゃいました。
中学生や高校生になると直面しやすい、スマホにひそむ危険を疑似体験できるアプリ、「スマホにひそむ危険 疑似体験アプリ」(デジタルアーツ株式会社) も紹介しました。まずは、保護者が使用してみた上で、子どもたちに伝えたいなと思ったことを、子どもたちと一緒に学ぶことがおすすめと紹介しました。
参加してくださった保護者の方からは、「子どもの性教育とインターネットは不可分になっているのでとても参考になる」といったチャットをイベント中に多くコメントいただきました。
最後に
参加の皆様から、ファミワン講師へコメントをいただきました。
- 「子供と一緒に視聴できてとても良かったです。 今後、子供も私に聞いてもいいことなんだなと思ってくれたと思います。 ありがとうございました。」
- 「父親になりますが、子どもに色々なことを伝えていかなくてはならないのだと学ぶことができました。ありがとうございました。」
- 「学ぶことでアップデートできた。我が子にどう性を伝えていくかまだ模索しているがそんな自分を頑張ってると認められた気がする。」
- 「性教育について学べたらと思って申し込みをしましたが、性教育は人権教育であり、知れば知るほど自分が子どもの頃、人として尊重されていなかったんだなと思いました。 先生方のわかりやすく優しい語り口に、あの時の怒りや反発は人として当たり前のことだったのだと励まされた気持ちになりました。 子どもも大人も平等にひとりの人間として尊重する。 子育てについていろいろな情報が溢れる時代ですが、本講座には大切なことが詰まっていたと思いました。」
「夏休みスペシャル!こども性教育2024」の中で、ファミワン講師は「子どもの成長に合わせて、保護者世代も適切な性教育を「共に学ぶ」スタンスがとても重要だ」とお伝えいたしました。ご参加の皆さまが多くの気づきや学びにつなげてくださったご様子をコメントから感じられ、「夏休みスペシャル!こども性教育2024」を開催した意義を再確認いたしました。
ファミワンでは、学校や自治体、企業に向け、多岐に渡るセミナーを開催しております。
これからも、性教育などのセミナーを様々な場所で開催し、知ってもらう機会を多く作ってまいります。出前授業の実施なども承っております。
性教育セミナーもそれ以外の生理や妊活、妊娠出産育児、更年期、介護、メンタルヘルスなどのセミナーも、お気軽にお問い合わせください。
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