
7月7日は七夕。
もともと七夕は中国から伝ったお話が元になっているのをご存じですか?
織姫と彦星が年に一度だけ天の川を渡って会えるというお話が、日本に伝わり、季節の行事として広まっていきました。
今では、短冊に願い事を書く風習など、子ども達とも楽しめるようになっています。
子育て中のお母さんはなかなか準備の時間もないですよね。
今日は無理なく作れる七夕飾りのアイディアや飾りの意味など紹介しながら、気軽に楽しめる行事としての七夕について、コラムを書かせていただければと思います。
(諸説あるようです。)
七夕の短冊の色と意味(五色)
七夕飾りに使われる短冊の色はそれぞれ意味があるとされています。
●赤(朱) 感謝・家族愛
→「家族が健康でいられますように」など
●青(緑)成長・人間力・徳
→「〇〇を頑張りたい」など
●黄 信頼・友情・人と人とのつながり
→「お友達と仲良くできますように」「大切な人と幸せに過ごせますように」など
●白 純粋・正義
→「自分に正直でいられますように」
●黒(紫など)学び、知識
→「勉強を頑張りたい」「〇〇に受かりたい」
短冊を一緒に書いて飾ってみるだけでもとても素敵な行事となりそうですよね。
願い事の種類で色を分けてみても楽しそうです。
笹飾りの種類と意味
ご存じの方も多いですが笹飾りにも意味や願いが込められています。
(こちらも地域によっては若干の違いなどあるようです)
●吹き流し 織姫の織り糸を表し、技芸の上達を意味する
●網飾り 豊作、豊漁
●星飾り 願いが天に届くように
●巾着 商売繁盛 お金に困らないように
●紙衣(かみこ) 無病息災、衣食住の安定
※着物に見立てた飾り
※保育園などでは織姫、彦星を飾ることが多いです
最近では幼稚園、保育園で「網飾り」以外にもスイカや魚を可愛く製作することもあります。
今日はよく保育園でも製作する簡単にできる飾りなどを2種類ご紹介します。
(作り方)スイカの笹飾り

用意するもの:折り紙(赤・緑)、のり、黒いシール(ペン)
・折り紙を丸く切る ※赤は緑より一回り小さめに
・二枚を貼り合わせる
・種に見立ててシールを貼る(ペンで描いても可愛いです)
(作り方)シールで天の川

用意するもの:黄色や白のシール、黒い画用紙(うちわでも可愛いです)
・黒い画用紙にシールを貼る(好きなところにペタペタ貼ってみると味が出ます)
・周りに笹飾りや短冊を付けたり
織姫彦星をレイアウトしたりするとお洒落に仕上がります
※笹飾りや七夕の飾りは最近百均でも手に入りますのでそれを付けても可愛いです
子育て中の皆様へ
子育て中の方にとっては毎日があっという間で、季節の行事をゆっくり楽しむことが難しいかもしれません。
完璧を目指さず、できる範囲で「ちょっとだけ」行事に触れてみるだけでも、親子で心地よく、あたたかい時間のなるのではないかと思います。
毎日頑張っているお母さんだからこそ、ちょっとした行事を無理なく楽しむ時間も大切にしてほしいなと思います。