二人目も不妊治療 -三歩進んで二歩下がる-

こんにちは。ファミワンファミワンコラム担当です。 テーマは「二人目妊活」について。
二人目妊活中の私が、子育てしながらの治療について大変だと感じたことなどをお伝えします。

筆者プロフィール
性別:女性
年齢:31歳
パートナー年齢:34歳

2020年6月に不妊治療を経て、第一子を妊娠
2021年10月より二人目妊活中

学生時代から生理不順があり生理周期が50~60日と長め。排卵のタイミングが読みにくいと感じていたため、「子供が欲しい」と思ってすぐに近隣の産婦人科へ。


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一人目妊活について

産婦人科での血液検査やエコー検査の結果、ホルモンの値や小さな卵胞がたくさん見られたことから「多嚢胞性卵巣症候群(以下PCOS)」と診断されました。「やっぱりな…」というのが正直な感想でした。

そこから2ヶ月ほどクロミッドなどの排卵を促すホルモン剤を服用しながら、医師の指導のもとタイミング法に励みましたが結果が出ず、近隣の不妊治療専門クリニックへ紹介状を書いていただき転院しました。

2回ほどタイミング法にトライしたところで主人の転勤の話が出たため「今のクリニックでより確率の高い治療にトライしたい」と考え、体外受精に踏み切りました。

二人目妊活で直面したこと

産後生理が戻った月に、一人目の治療をしていたクリニックを受診しました。
エコーでは小さな卵胞がたくさんできていて、一人目妊活のときと変わらないPCOSの状態でした。

二人目妊活開始時には働いていましたが、職場の理解もありスケジュールの調整はできました。
一方で、一人目の時とは違った苦労に直面し、思い詰めてしまうこともありました。

・クリニックの待ち時間増

2022年4月の保険適用化以降、受診される方が増えたことから待ち時間が長くなりました。
土日は5-6時間待つこともあります。平日は仕事をしながら待つことができるため気にならなかったのですが、
土日は家族との時間が削られてしまうため「本当に二人目が欲しいのか」と何度も自問自答しました。

・コロナ禍でクリニックへの子連れ通院不可

コロナ前は託児もやっていましたが2020年のコロナ流行後は閉鎖しており、子連れは禁止となりました。
基本的には一人もしくはパートナーと通院していましたが、子供の体調不良などによる保育園の欠席と通院日が重なると、通院をキャンセルすることが多くありました。

・家族への申し訳なさ

平日に通院できない場合や、採卵や移植などコンディションによって決まる通院日。
休日の通院は時間もかかり、家族への申し訳なさを感じることが多くありました。

その上で結果が出なかった時の心のダメージは想像以上に大きく「次の周期はお休みにしよう」「次はタイミング法にステップダウンしよう」など、自身の心と身体に耳を傾けてペースを調整しながら、治療を進めました。

こんなメリットも

予想外に感じているポジティブな要素もあり、治療を続ける上でちょっとした支えになっています。

・気持ちの切り替えがしやすい

思うような結果が出ない時はもちろん落ち込みますが、仕事/家事など各場面で自然と気持ちの切り替えができるため、考えすぎずに過ごせることもあります。

・クリニックの待ち時間は貴重な「ひとり時間」

一人での外出がリフレッシュになっていて、ぼーっとすることも出来る貴重なひと時でもあります。待ち時間が長い時は、クリニック近辺でランチすることもあります。

 想像と違った「二人目妊活」

一人目妊活の時は二人目の治療について「少しは気持ち的に楽なのかな」とイメージしていました。
あくまで筆者の場合ですが、一人目の時より、結果が出るまで時間がかかっており精神的に辛く感じることが増えたように感じます。

街中で妊婦さんを見て「いいなぁ」と思う気持ちは一人目の時と同じです。
信頼できるクリニックと先生、相談できるパートナーと「今できる最善」を尽くしていることも、一人目の時と同じです。

妊活や不妊治療は、今の自分が「どこまで頑張りたいか」「どこまで出来るか」を尊重してあげることが、大切だと感じています。
スケジュール的に、もしくは精神的にきついと感じたら治療をお休みしたり、ステップダウンしたり。「三歩進んで二歩下がる」そんな気持ちで取り組んでいます。

妊活に励む皆さんが、ご自身の心と身体を労りながら、前向きに取り組んでいかれることをファミワンは応援しています。

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