
5月5日はみなさんご存じの「こどもの日」
毎年やってくる大切な行事ですが、イベントとしてだけとらえるのではなく
家族や親子で「成長を一緒に喜ぶ日」として伝えていきたいなと
保育士として毎年思っております。
こどもの日は、もともとは「端午の節句」と呼ばれる、男の子の成長を祝う日でしたが、現在では男の子だけでなく、全ての子どもの幸せを願う日としてみんなでお祝いすることが増えてきています。
今回はこどもの日にできる遊びや、簡単な製作についてご紹介できればと思います。
現場で働く保育士にもアイディアを共有してもらいました。
無理なく一緒に楽しんでもらえましたらありがたいです。
顔はめこいのぼり
(用意するもの)
画用紙・ハサミ・水性ペン・のり・折り紙 など
(作り方)
・画用紙にこいのぼりの形を描く (なんとなくで大丈夫です)
・こいのぼりの顔の付近に子どもの顔がはいるくらいの大きさの穴をあける
・お子さんに模様を水性ペンや画用紙・折り紙などを使ってつけてもらう
・少し乾かしたら完成!
※ハサミを使う際は十分ご注意ください
実際に顔を当てはめて写真を撮ったり、お互いに見合ったりすると楽しく盛り上がります。
実際に現場の保育士さんが製作で行った際に子どもたちが大盛り上がりしたそうです。

◎穴のあいている部分に顔を当てはめてみてくださいね。
穴はお子様の顔の大きさによって調節してお切りください。
タンポンでスタンプこいのぼり
(用意するもの)
割りばし・ティッシュ・コットン(なくても大丈夫です)・輪ゴム・絵具・画用紙
(作り方)
・画用紙にこいのぼりの形を描く (なんとなくこいのぼりに見えれば大丈夫です(笑))
※年齢が低いお子さんでもこいのぼりの形を描いておくとなんとなくそこを狙ってスタンプを押すことが多いです。
・割りばしとティッシュ(コットン)輪ゴムでタンポンスタンプを作る
・絵具を水に溶く
・タンポンを使って絵具スタンプを押す(模様になります)
※絵具が気になるお子さんはシールなどでも可愛い作品になります

◎作品ではないのできれいに仕上げようとしなくても大丈夫です。
遊びの中で仕上げると楽しいです。
お気づきだと思いますが…保育士の私でもガタガタの切り具合です(笑)
その他にも
・手形をとってこいのぼりのうろこにする
・足形をとってこいのぼりの顔を描く
・普段使っているブロックなどをスタンプにしてもこいのぼりのうろこに
園生活での製作とは違って自宅で無理なく楽しんで製作することをテーマに考えさせていただいております。
用意するものなどをアレンジしても面白い作品が仕上がるかもしれません。
参考にしていただけましたら幸いです。
製作とは別ですが、いつものご飯にこいのぼりの旗をさすだけでも子どもは大喜びです。
「こどもの日」は、子どもたちの健やかな成長を願う日。
だけど同時に、毎日いろいろな感情と戦いながら子どもたちの成長を支えている保護者の方の頑張りにも、ありがとうを伝える日であってほしいと個人的に思います。
笑ったり泣いたり、悩んだりしながらも今日も子どもと向き合う保護者の方たちに心からのエールをこどもの日に送りたいです。