妊活の話をするとき、パートナーが乗り気じゃない・積極的じゃない感じがすると感じたことはありますか?妊活は2人にとって大切なことなのに、自分ばかり一生懸命になっている気がすると寂しい気持ちになりますよね。
では、あなたはどのようなことから「パートナーは妊活に乗り気じゃない」と判断したのでしょう?
本当にパートナーは妊活に乗り気じゃないのでしょうか?
相手の態度だけで判断しているかも?
コミュニケーションには、「言語(ことば)」と「非言語(視線やうなずきなど)」の要素があります。それに加えてもう一つ、「パラ言語(イントネーションや声のトーンなど)」という要素があります。
誰かとコミュニケーションをするとき、言語よりも非言語やパラ言語が印象に残りやすいことがありますよね。例えば、「〇〇しようと思うんだけどどうかな?」とあなたがパートナーに伝えたとします。
例① パートナーがスマホやTVを見ながら話を聞いて、平坦なイントネーションで「いいと思うよ」と答える
例② パートナーがあなたの目を見てうなずきながら話を聞いて、抑揚のあるイントネーションで「いいと思うよ」と答える
パートナーの言語はどちらも「いいと思うよ」ですが、あなたはどちらが「本気で考えてくれている」と感じるでしょうか。多くの方は、例②の方が「真剣に話を聞いてもらえている」「自分のこととして考えてくれている」と感じるのでは?
例①と例②でパートナーの気持ち・考え方に違いがなかったとしても、非言語とパラ言語によって、あなたの受ける印象は変わります。
確かに例①の反応をされると「ちゃんと私の話を聞いてるの!?」と思うかもしれませんが、だからといってパートナーが「妊活に乗り気じゃない」とがっかりするのは早いかもしれません。パートナーの言語も信じてみてほしいところです。もしくは、話しかけるときに「今ちょっと話せる?」と声をかけ、スマホやTVからこちらに注意を向けてほしいと伝えることも大切かもしれません。
非言語やパラ言語を使いこなすのが上手な人もいれば、そうでもない人もいます。あなたが話しかけるタイミングや、あなたの非言語・パラ言語を変えてみると、パートナーの反応も変わるかも。
「私が決めるから同意して!」モードになっているかも?
人はどうしても、「相手に適した問題の決定権は相手に委ねよう」と思ってしまいます。相手の方がたくさんの情報や知識を持っていると、「自分はそんなに知識がないから相手に任せよう」と考えてしまうのですね。
特に妊活は女性の月経周期に合わせて行いますし、不妊治療の方法を決めるのも女性の身体の状態が基準になります。通院や仕事との調整など、様々な負担が女性にかかりやすいため、どうしても女性主導になりがちです。
男性にとって妊活は、自分で決められることが少ないのです。つまり「自分が何を言っても結局は相手が決めることだから、積極的に意見を伝えにくい」ということ。
逆にあなたは、積極的に意見を言ってもらえないとパートナーを頼りにしにくいですよね。するとパートナーは「自分は妊活のことで頼りにされてない」と感じて、どんどん妊活を自分事として考えにくくなるかもしれません。
「妊活のことを一緒に話し合いたいけど知識がないし、相手に任せるしかない」と思っている男性はとても多いのです。
まずはあなたが、妊活のことでパートナーを頼りにしている気持ちを伝えてみましょう。
まとめ
- 態度だけでパートナーのキモチを決めつけない
- 乗り気じゃないように見えるのにも理由がある
- あなたが頼りにしたい気持ちを伝えてみる