妊活を始めると〇〇ホルモンという言葉を良く耳にしませんか。

「FSH」「エストロゲン」など日常で聞き慣れない単語を聞くと、とても難しく感じてしまうと思います。
今回は妊活を始めたら、これだけは知っておきたいホルモン4種について解説します。

ホルモンとは何か?

ホルモンという言葉はギリシャ語の「目を覚まさせて活動をさせるという」言葉から由来されています。
私たちの身体の中には50種類以上のホルモンがあり、それぞれが何かを刺激して機能を活動させることで、身体の維持をしているのです。

妊活でおさえておきたい代表的なホルモン4種について

妊活で、はじめに耳にするのはLHホルモンではないでしょうか?

妊活を始めた頃に排卵の時期を知りたくて、排卵検査薬を買ったことがある方も多くいらっしゃると思います。そのほとんどの商品パッケージには「LH」という言葉が記載されていたはずです。LHは難しくいうと「黄体形成ホルモン」という名前になるのですが、ここでは「LH=排卵をさせるホルモン」とだけ、知っていただければ問題ありません。

その他のホルモンについても難しく考えずに「FSH=卵を育てるホルモン」「エストロゲン(E2)=子宮内膜と頸管粘液(いわゆる「おりもの」)を作るホルモン」「プロゲステロン(P)=着床を助けるホルモン」とだけ覚えておけば良いと思います。

ホルモンバランスとは何か

人の身体には50種類以上のホルモンがあると言われていますが、それぞれが個別で働いているのではなく、機械仕掛けの時計のように、一つの活動が次の活動に繋がっています。月経・排卵・妊娠の流れは、全てホルモンの活動が合わさってなせる業と言えます。
ホルモンバランスを崩すとはこの活動の流れがどこかで滞ってしますことを意味します。

妊活のホルモンバランスとは

それでは妊活の際のホルモンバランスとはどのような仕組みになっているかと言いますと、まず頭の中から「卵を作りなさい!」という司令が出ます。このホルモンの名前は「FSH(卵胞刺激ホルモン)」です。

「FSH」はホルモンなので、何かを刺激するのですが、そのターゲットは「卵巣」になります。
「FSH」に刺激された「卵巣」では言われた通りに「卵」を育てます。すると今度は「卵」からもホルモンが出てきます。このホルモンの名前は「エストロゲン(E2)」になります。エストロゲンは子宮の「内膜」を育て、精子が子宮内に入るために必要な「頸管粘液(いわゆる「おりもの」)」を作る作用があります。

卵が育つと同時に「エストロゲン」の量が増えてくるとそれを察知した頭の中ではそろそろ「排卵」のタイミングだと認識し、今度は「排卵をさせなさい!」という司令を送ります。このホルモンを「LH(黄体形成ホルモン)」と言います。

「LH(黄体形成ホルモン)」が卵巣に対して「排卵」を促すことで、今まで卵胞という袋に入って育ってきた「卵子」が卵巣を飛び出すことになります。その後、卵子の入っていた袋が黄体というものに変化し、そこから「黄体ホルモン(P:プロゲステロン)」が出てきます。「黄体ホルモン(P:プロゲステロン)」は受精卵が子宮に着きやすいように子宮の内膜を整える作用と着床した内膜を維持するために働きます。

しかし、着床が成立しなかった場合は黄体の減少と共に「黄体ホルモン(P:プロゲステロン)」が少なくなり子宮の内膜が維持できなくなることで月経が起こり、それを察知した頭の中は「また卵を育てなさい!」という指令を再度出すことにより次の周期に繋がっていくのです。

ホルモンを知ってどう活かすか

ご説明したようにホルモンと妊活は密接な関係にあります。今回の説明は多くの部分を削ぎ落として出来るだけシンプルにホルモンのイメージをしやすいように書いています。

病院に通院された時に医師から「ホルモンは大丈夫ですね」と説明を受けることもあると思いますが「大丈夫とは」何を意味しているのでしょうか?今回の妊活に必要なホルモン4種のイメージを知っていれば、医師ともう少し踏み込んだ会話ができるかもしれませんね。

また、他の妊コラムでは「ホルモンのバランスを整える方法」もご紹介していますので、ぜひこちらも合わせてお読みください。

▼妊コラム「ホルモンのバランスを整える方法」

いかがでしょうか。
難しく苦手な言葉「ホルモン」について、少しはイメージできたでしょうか。

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