お子さんが体調不良になったとき、特にまだお子さんが乳幼児で錠剤の服用が難しい場合は粉薬の処方をされることが多いかと思います。
今回のコラムでは親も子もストレスなく薬の服用ができるよう、粉薬と相性の良い食べ物(飲み物)と相性の悪い食べ物(飲み物)について紹介しています。お子さんに薬が処方されたとき、参考にしてみてくださいね。
風邪薬
抗アレルギー薬
抗生物質
グラフ内の表示
〇:飲みやすい、吸収に問題なし
△:文献によって評価に差がある組み合わせ
×:飲みにくくなる
−:データなし
▲:吸収などに影響する可能性あり
色付き:メーカー推奨の組み合わせ
注意事項
- 食品に混ぜた薬はすぐ飲むようにしましょう
- 味が変わって食事を受け付けなくなる可能性があるため、ミルクやおかゆなどの主食に混ぜないようにしましょう。
- バナナをつぶしてペースト状にしたところに薬を挟むという方法や、甘味が嫌いな乳児の場合は海苔の佃煮・味噌汁なども活用することもおススメです。
- 市販の服薬補助ゼリーを使用するときは混ぜるのではなく薬を挟むように使用しましょう。また相性が良くない薬があるため、事前に確認しましょう。 ・お子さんがお薬を服用できた時はたくさん褒めてあげましょう!
まとめ
今回はお子さんに粉薬が処方されたときに上手にお薬が飲めるよう、相性の良い食べ物(飲み物)を紹介しました。
少し前になりますが、子どもが好きな駄菓子がお薬の苦みを抑え飲みやすくするため服薬補助用に開発され発売された商品もあるため、そういった商品を活用することもよいかと思います!
もし食べ物や飲み物を工夫しても服薬が難しい場合は、可能な範囲で苦みが少ない薬などに変更してもらうようなこともできるので、お薬を処方してくれたお医者さんや薬をもらった薬局で相談してみてくださいね。