管理栄養士直伝!スポーツキッズのための食事術ー不足しがちな栄養素をバランスよく補うポイントー

スポーツを積極的に行う子どもは、体内の栄養素が不足しがちです、特に成長期は貧血のリスクが高まります。ここでは、スポーツをする子どもが不足しやすいの栄養素や、プロテイン活用方法をご紹介します。

スポーツを子供が不足している栄養素

必要摂取量(小学生高学年~高校生)

◎タンパク質  体重×1.2~1.5g
◎カルシウム  500~600㎎
◎鉄   分  男子:7~8㎎ /女子(月経あり):8.5~10㎎

タンパク質を多く含む食品は同時にカルシウム、鉄分も多く含まれています。
お肉・お魚・卵・大豆製品を1日の中に1~2品食べるようにしましょう。

以下のような料理を1品プラスすることがおススメです。

朝食法蓮草とチーズオムレツ、卵焼き、スクランブルエッグ、ゆで卵、鮭焼き、ヨーグルト
昼食つくね、豆腐ハンバーグ、鶏の照り焼き、ささみのチーズ巻き、ウインナー、焼き魚
夕食ハンバーグ、ミートソースパスタ、肉じゃが、オムライス、肉野菜炒め、生姜焼き

効率よくタンパク質を摂取するポイント

動物性たんぱく質と植物性タンパク質を組み合わせて摂取する。
動物性タンパク質はアミノ酸バランスが良く、筋肉形成に優れていますが、大豆製品や豆類も合わせることで消化に優しく、毎日無理なく摂ることができます。

【動物性タンパク質】
肉、魚、卵、乳製品
【植物性タンパク質】
大豆製品、野菜、豆類

子どものプロテイン活用法

一般的に、成長期の子どもにプロテインが必ずしも必要なわけではありません。通常の食事で必要なタンパク質が摂れていれば、サプリメントでの補給は必要ないことが多いです。しかし、スポーツをしている場合にはプロテインが役立つこともあります。スポーツをしているお子さんにプロテインを活用する際のポイントをご紹介します。成長期の子どもには適切な量とタイミングを守り、負担がかからないようにすることが大切です。

【プロテインの選び方】

子ども用には、香料や甘味料が少ない無添加タイプや、シンプルなフレーバー(バニラやプレーン)を選ぶと安心です。香りが気になる場合は、フルーツやヨーグルトと合わせてスムージーにすることもおすすめです。国産メーカーのキッズ向けホエイプロテインなど、子どもの体に優しい成分で作られた製品も販売されています。

【プロテインを摂取するタイミング】

運動後30分以内にプロテインを摂取するのが効果的です。筋肉の回復をサポートし、エネルギー不足も補いやすくなります。朝食や夕食でタンパク質が足りない場合、補助的に摂るのも良いです。

【摂取量の目安】

食事で足りない場合に、プロテインを1日10g~15g程度を目安に補うことがおススメです。
1日必要量すべてのタンパク質をプロテインで補うことはやめましょう。
成長期に摂取量を増やしたい場合も、少しずつ増やし、胃腸の調子を見ながら調整しましょう。

プロテインの摂取方法

鶏肉や卵、納豆、豆腐、魚などのタンパク質が豊富な食品を取り入れ、バランスよく食事から摂取
できていれば、プロテインサプリは基本的に不要です。

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