「2023年夏休みスペシャル!こども性教育」小学生キッズアンバサダーへインタビュー〜Vol.2〜

今回の記事では、前回に引き続き、8月5日(土)に開催された「夏休みスペシャル!こども性教育」のイベント当日の様子とご参加いただいた小学生キッズアンバサダーへのインタビュー連載第二弾をご紹介します。

イベント当日の様子

イベントでは、多くの絵文字で参加者に反応いただき、拍手やハートや顔文字で画面が賑やかになりました。

チャットでも多くのコメントや感想をいただき、性教育の良い学びの場を提供出来たことをリアルタイムで実感出来ました。

小学生キッズアンバサダーインタビュー

今回は、低学年(1年生〜3年生)キッズアンバサダーのRさん(小学3年生)と臨床心理士/公認心理師 戸田さやか(さやねえ)のインタビュー内容をご紹介します。

ー性教育セミナーに参加してくれてありがとうございました。セミナーの中で出されたクイズ「赤ちゃんができるのに必要なもの」には正解できましたか?

<Rさん>正解できました!卵子と精子が正解でした。精子がおたまじゃくしに似ている形だったのをよく覚えています。なんで人間には尻尾がないのに精子には尻尾があるのか不思議に思いました。

ー良い疑問が浮かびましたね!精子は女の人のカラダに入って卵子にたどり着くまでに、自分で泳いで行かないといけません。その時に尻尾を使います。頭が欠けてたり、尻尾が短い精子も中にはいて、そういう精子は卵子と一緒になれないのです。

<Rさん>卵子にも寿命があると聞きましたが本当ですか?どうやって卵子と精子は出会うのですか?

ー良いところに気づきましたね!Rさんが言う通り、卵子にも寿命があるんです。女の人のカラダの中の卵巣というところに卵子が沢山あるのですが、1個1個の卵子に寿命があってどんどん数が減っていきます。

卵子はカラダの外には出てきませんが、精子は射精といって精巣でつくられた精子をペニスから出すことができます。この前のセミナーでも見たカラダの絵の中に「膣」という場所があったと思いますが、そこにペニスをいれて射精をすると、女の人のおなかの中に何億個もの精子が入って、その中で泳ぐのが上手で強い精子がたった1個だけ卵子と出会うことができます。

<Rさん>男の子が卵子を持っていて、女の子が精子を持っていることもあるのですか?

ーカラダが男の子で産まれた場合は精子を持っていて、女の子で産まれた場合は卵子を持っているのですが、男の子のカラダで産まれたけど心は女の子や、その反対で女の子のカラダで産まれて心が男の子もいます。その人達は、手術でペニスや精巣を取ったり、卵巣を取ったりはできるけど、カラダの機能自体は変えられません。だから、男の子のカラダで生まれた人が卵子を持ったり、女の子のカラダで生まれた人が精子を作ったりすることはできないのです。

他に、覚えていることや聞きたいことはありますか?

<Rさん>ママから少し話を聞いたことがあるのですが、赤ちゃんが飲む母乳について知りたいです。赤ちゃんが産まれて大きくなると母乳がでなくなるのは、作るのを止めるからですか?

ーRさんは母乳のことをよく知っているね!赤ちゃんが産まれると、「母乳を出して」と脳の中から命令が出ます。そうするとおっぱいから母乳がでるようになります。でも、母乳はずっと赤ちゃんに必要なものではなく、赤ちゃんが口からご飯を食べられるようになると必要なくなるので、脳の中で「母乳を出して」という命令が出なくなり、母乳は出なくなります。

<Rさん>手とかカダラの動きは脳みそからの命令で動いているから、頭と首は大事だとママが言ってました。

精子と卵子の話をきっかけにトランスジェンダーの話まで会話が深まり、沢山のことを知っているRさんと充実した1時間のインタビューとなりました。

次回は、高学年小学4年生のキッズアンバサダーと、臨床心理士/公認心理師 戸田さやか、助産師 二宮恵理佳とのインタビューをご紹介します。

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