皆さんこんにちは。
妊娠を望まれている方をサポートしているファミワンです。
今回は生殖医療相談士・看護師の石橋が担当させて頂きます。

葉酸は妊娠するためのものではない

皆さんは葉酸をご存知でしょうか。
葉酸は妊娠中にはもちろんですが、妊娠前の妊活中からの摂取を推奨されています。妊娠するために必要なのではなく、妊娠した時赤ちゃんのために必要な栄養素です。
妊活中からの摂取が良いことは知っている方も多いかもしれませんが、何故必要なのか、どの時期まで飲んだら良いのか、食事ではどのように摂取したら良いのかなどわからないことも多いと思いますので今回はこの葉酸について少しお話をさせて頂きます。

葉酸って何?

葉酸はお母さんと赤ちゃんにとってとても大事な栄養素です。
その葉酸はビタミンB群の一種で水溶性です。そのため体に蓄積がされにくいのが特徴です。また熱にも弱いため調理方法によっては栄養成分が半減してしまうことも珍しくありません。妊活中からの葉酸の摂取については、厚生労働省が推奨しています。
海外の研究では妊娠前後の葉酸の摂取が神経管閉鎖障害の発生リスク軽減が示されています。そのため日本でも妊娠を希望する女性に対しては葉酸の摂取が進められるようになりました。

妊活と葉酸

葉酸というと「妊娠中から摂取したら良いのでは?」と思われていらっしゃる方も珍しくありませんが、実は妊娠前からの摂取が推奨されています。
その理由は赤ちゃんに起こる神経管閉鎖障害の一つである二分脊椎症など、先天異常の多くが妊娠直後から10周くらいまでに発生すると言われているからです。
先ほどもお伝えしたように、葉酸を摂取することによりリスクを軽減する事ができるのですが、妊娠が判明してからの摂取では遅いため、妊娠前の妊活中からの摂取が必要となります。

妊娠中と葉酸

葉酸は赤ちゃんの正常な発育に必要なビタミンB群の一種です。新生児障害のリスクを減らすためにも、退治の体づくりにも必要な栄養素となります。

葉酸が含まれている食材
野菜:ほうれん草、枝豆、モロヘイヤやアスパラガス、干し椎茸など
果物:いちご、、ライチ、マンゴなど
海藻:海苔、わかめ、青海苔、昆布、ひじきなど
豆類:きな粉、大豆、小豆、納豆、そら豆
魚:煮干し、めざしなど
肉:レバー
*肉類ですと葉酸はレバーに最も多く含まれていますが、葉酸以外にもビタミンAが非常に多く含まれています。妊婦がビタミンAを多く摂取すると赤ちゃんの奇形リスクが高まると言われています。そのため妊娠中のレバーの日常的な摂取は注意する必要があります。

葉酸の必要摂取量は?

実は葉酸の必要摂取量は時期によって異なるのですが、その事をご存知でない方が多い事が調査で分かっています。
そこで今回は妊活中からどの程度の量が必要なのか、その違いもご紹介させて頂きます。
厚生労働省によると以下の量が望ましいとされています。
妊活中〜妊娠初期:通常の食事+サプリメント400μg
妊娠中:通常の食事+サプリメント240μg
授乳中:通常の食事+サプリメント100μg
葉酸は調理方法で半減することも珍しくないため食事だけでの摂取では量が不足していまします。そのため葉酸はサプリメントを活用する事がお勧めです。
サプリメントを選ぶ際に、1粒にどの程度含まれているのか表示を確認し必要量を摂取するように心がけてみて下さい。

葉酸以外に必要な栄養素

葉酸はもちろん大事な栄養素ですが、それ以外にも多くの女性が不足しがちな栄養素があります。特に、鉄分やカルシウム、ビタミン類などの栄養素は不足しがちです。しかしこれらは元気な赤ちゃんを育てるために必要な栄養素ですので、バランスの良い食事を摂取することを心がけるようにして下さい。

今回は妊活の中でよく聞く「葉酸」の摂取についてお伝えしてきましたが如何でしょうか。
摂取しないといけないのは解っていても、「何故必要なのか」「どの程度必要なのか」「いつまで必要なのか」など詳しくわからないことも多いと思いますが、今回ポイントを理解して女性と赤ちゃんのために正しく・無理のない摂取を心掛けてみて下さいね。

お困りごとがありましたら私たちファミワンにお気軽にご相談ください。

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