皆さんこんにちは、ファミワンファミワンコラム担当です。
2023年6月4日、不妊治療領域の検査会社 アイジェノミクス・ジャパン社と共催で「今知りたい!子宮内膜の環境から分かること~妊娠のための遺伝子検査」と題した無料オンラインセミナーを開催いたします。
・妊娠のための遺伝子検査って?
皆さんは「着床の窓」という言葉を聞いたことはありますか?
子宮内膜には受精卵が着床できるための条件があるとされており、特定のタイミング以外には受精卵を受容できない(着床できない)と言われています。子宮内膜が胚が受け入れるために最適な状態となり、受精卵が着床可能になるタイミングのことを「着床の窓」とよびます。着床の窓に合わせて胚移植を行うことで、妊娠率が向上することが分かっています。
・ERA検査で「着床の窓」を調べる
世界で初めて開発された、着床の窓を特定するための遺伝子検査をERA検査と言います。ERA検査では、子宮内膜から組織を抽出し、遺伝子レベルで着床の窓を特定してきます。
・子宮内の環境を調べる検査、EMMA・ALICE検査
EMMA・ALICE検査は、子宮内にラクトバチルスが多いかどうかを調べる検査になります。ラクトバチルスは着床や妊娠にプラスとなる乳酸菌で、子宮内に多いと妊娠しやすいという報告があるそうです。そのため、ラクトバチルスが多いという検査結果の場合は、移植にそのまま進んでいただけます。ラクトバチルスが少ない、という場合は治療していくことがおすすめなのだそうです。
・先進医療に認定されているTRIO検査
ERA検査、EMMA・ALICE検査を合わせてTRIO検査と言いますが、これらは「先進医療」として、混合診療が可能となっています。
東京都をはじめとする一部の自治体では不妊治療における経済的負担を軽減するため、体外受精及び顕微授精を行う際に、保険適用された治療と併用して自費で実施される「先進医療」に係る費用の一部の助成も行われています。
・無料のファミワンラーニングセミナーでは検査会社の方に直接質問ができます!
2023年6月4日12時からの無料セミナーでは株式会社アイジェノミクス・ジャパン代表取締役 西山 隆太郎氏をお迎えし、ファミワンの生殖医療相談士/看護師 石橋双葉と共に皆様のご質問にお答えしてまいります。
ホルモン補充で検査して、自然周期で移植する場合、移植に良いタイミングがずれる可能性はありますでしょうか。
ERAの結果は変わることがありますか? 2年後に変わるなど。 また出産後はまた再度ERA検査をしたほうがいいのですか?
など、すでにいくつか事前質問も集まってきています。皆様もこの機会に、普段医療機関ではなかなか聞けないことも質問してみてくださいね。
お申込みはファミワンラーニングホームページより▼
https://famione.com/learning/dashboard/event/20230604/
皆様のご参加、お待ちしております。
セミナー概要
【開催日時】 2023年6月4日(日) 12:00~13:00 (質問多数の場合は延長あり)
【開催方法】 zoomのWebinar機能を活用したオンライン開催 ※途中入退室可、名前・顔出しなし
【登壇者】
株式会社アイジェノミクス・ジャパン代表取締役 西山 隆太郎
株式会社ファミワン 生殖医療相談士/看護師 石橋双葉
【申込方法】 下記より申し込みください。事前質問も参加フォームより受け付けております。なお、当日のセミナー開催中も、zoomのチャットやQ&A機能からも質問が可能です。
https://famione.com/learning/dashboard/event/20230604/
過去の開催報告ページはこちら▼
2021年開催の第一弾 https://famione.com/column/igenomix-live/
2022年開催の第二弾 https://famione.com/column/220821liveqa/