今回は妊活入門の後編、「妊活を始めたら取り組んでほしいこと」についてです。
実際に妊活を始めたら取り組んで欲しいことについて説明していきます。
妊活を始めたら取り組んでほしいこと
葉酸のサプリメント摂取
胎児の神経管閉鎖障害のリスクが減らせる可能性のあることがわかってきたと、厚生労働省が推奨しています。妊活中から服用されることをお勧めします。
基礎体温測定
月経周期については先ほどお伝えしましたが、よりご自身の排卵状態などを知る目的でも基礎体温の測定を行いましょう。そして測定したら是非グラフ化してくださいね。グラフにすることで初めて色々なことがわかるようになります。
実際に病院での治療を始める場合にも基礎体温を測定していると参考になることが多いので頑張ってみてくださいね。
可能なら禁煙を
男女共に喫煙は妊娠にプラスになることはありません。卵子や精子に影響が出てきます。
まずは減らすことから初めて、いつかは禁煙できると良いですね。
排卵検査薬を使用してみる
お2人での妊活で利用してほしいのが排卵検査薬になります。
基礎体温では排卵していることはわかりますが、事前に排卵を予測することは不可能です。しかし排卵検査薬は「もう直ぐ排卵」を予測することができます。
排卵日を事前に知ることは妊娠にはとても大事なこと。
排卵検査薬はドラッグストアで購入できるので簡単に取り入れられると思います。
男性も自分の精子について把握しておく
男性も自宅で取り組めることがあります。それが自宅で出来る精液検査です。
ネットで検査キットが販売されています。詳細な検査はできませんが、「精子がいるのか」「いないのか」を簡単に知ることができます。
実は不妊原因の4〜5割は男性側にも原因があるとされているので、女性だけでなく、男性も一緒に取り組んで下さいね。
まとめ
いかがでしょうか。
今回ご紹介したことを事前に取り組んでおくことで、「もしも」の時に自分たちはどうすべきか考えることができると思います。
不妊治療をされている方が直面した時「まさか自分が」という思いから、大きなストレスと不安を抱かれます。しかし事前に体と心の準備をお2人で始めておけば、本当に治療が必要になった時に、スムーズに開始ができるはずです。
必要なさそうなことだけど、実は最も必要なことだと思っています。
未来の2人のために考えてみてくださいね。