今回は前回に引き続き子宮内フローラについてお伝えします。

子宮内の環境を少しでも良い状況で保つために日常生活でも注意して頂きたいことがあります。

実際、これまでも多くの方からも多くの質問を頂いています。そこで今回は実際の質問にお答えする形でお伝えしていきます。

Q、子宮内フローラと妊娠にどのような関係があるのでしょうか?

A、これまで子宮内は無菌だと考えられていました。しかし数年前に子宮内にも菌が存在しており、そのバランスが悪い(善玉菌が少ない・悪玉菌が多い)と着床率が悪くなることがわかってきました。

善玉菌が沢山いると着床率が高くなる可能性があるため、妊娠しやすい環境を作るために子宮内フローラを知る事は重要ではないかと考えられるようになりました。

Q、ラクトバチルスはどのような食物を摂取すると増やすことができますか?

A、ラクトバチルスは様々な食事に含まれています。代表的なものでいうとヨーグルトやぬか漬けなどです。

しかし、多くは胃の中で胃酸に負けて死んでしまいます。そのため食事だけで子宮内のラクトバチルスを増やす事は難しいです。

ただし、腸内環境を整えるような食生活で腸内環境を改善していく事は子宮内環境にもプラスの効果があると言われています。

Q、ラクトバチルスを増やすためにサプリメントを摂取したいのですが、どのようなものが良いのでしょうか。

A、腸溶加工されているサプリメントは胃酸に負けず、腸まで届くことが可能です。そのため腸溶加工されているラクトフローラを摂取する事は腸内フローラの改善に良いとされています。

子宮内のラクトバチルスを増やすためには、まず子宮内に悪玉菌がいる場合にはそれに適した抗生剤で治療を行い、それと同時にラクトフローラのサプリメント摂取やラクトバチルスを補っていくことが理想的です。

悪玉菌が多い状態でラクトフローラのサプリメントを頑張って摂取しても善玉菌であるラクトバチルスは増やす事はできません。

Q、サプリメントの摂取するタイミングいつが良いですか?

A、ラクトフェリンの服用は空腹時が望ましいです。特に就寝前がオススメです。

Q、子宮内環境のために日常生活で注意する事はありますか?

A、まだエビデンスが少ない状況ではありますが、一番影響していると言われているのは喫煙です。そして次に食事と言われています。例えば抗菌加工されている食事やお弁当などは実は自分たちの身体の菌にも影響しているのではないかと考えられ、菌のバランスが悪くなっているのではないかと考えられています。

またウォシュレットの使用や石鹸による過剰な膣洗浄、飲酒、ストレスも影響すると考えられています。

Q、ラクトバチルスが少なかったらどうしたら良いの?

A、まずは医療機関を受診し、適切な抗生剤による治療が必要となります。そしてサプリメントでラクトフローラの補充を行う事で改善が期待できます。

Q、セルフキットで検査を行う場合、どの時期に行ったら良いですか?

A、排卵期が最も良いとされています。月経中や月経直後は避けるようにしてください。

これまでファミワンに頂いている代表的な質問をご紹介させて頂きました。

子宮は妊娠する場所、つまり受精卵にとってのベッドです。

そのベッドはやはり少しでも良い状況であることがより着床・妊娠しやすい環境である事は間違いありません。

しかも着床した後、子宮の中で何ヶ月も胎児が過ごす場所でもあります。

すでに検査を実施したことがある方はもちろん、検査を実施したことがない方も是非これをきっかけに、子宮内フローラについて興味を持って頂けたらと思います。

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