NEW! 働き方 2024年国民生活基礎調査が示す日本の今 2025年7月15日 はじめに 厚生労働省が毎年実施している国民生活基礎調査は、日本の社会保障制度や政策立案において重要な基礎資料として活用されています。このコラムでは2025年7月に発表された2024年(令和6年)調査結果をまとめていきます。 世帯構造の変化 2024年6月6日時点の全世帯数は5482万5千世帯と推計されました。世帯構造の... 助産師 太田 奈津美
プレコンセプションケア 【事例紹介】プレコンセプションケア実例ー自治体での取り組みー 2025年7月8日 少子高齢化が深刻化しているということが言われ続けてどれほどの時間が経ったでしょう。さまざまな施策を試みても、出生数がなかなか増えていかないという我が国の現状は大変厳しいものだと言われています。 こども家庭庁においてプレコンセプションケア推進5か年計画~性と健康に関する正しい知識の普及と相談支援の充実に向けて~(令和7年... 不妊症看護認定看護師 西岡
コンプライアンスへの対応 家庭・職場・社会を巻き込む依存症~ギャンブル依存を“自分ごと”として考える~ 2025年7月7日 なぜ“自分事”として考えるべきなのか 最近ニュースをにぎわせることが多くなったギャンブルについてのトラブルですが、皆さんはギャンブルと自分は関係ないと思っている人が多いのではないでしょうか。 しかし果たして本当にそうなのでしょうか。ギャンブル依存症には自分は関係がないのでしょうか? ギャンブル依存症の例をいくつか見てい... NPO法人日本心理教育ラボ理事長、公認心理師 岩崎恵美
健康管理・リスクマネジメント 鍼灸って本当に効くの?効果のメカニズムと賢い活用法 2025年7月7日 「病院に行っても特に異常はないと言われたけど、ずっと頭が重い」「生理が来るたびに憂鬱」「冷え性がひどくて、夜も眠れない」 そんなモヤモヤした不調を抱えていませんか?そのお悩み、鍼灸がお役に立てるかもしれません。今回は、そんな鍼灸の秘密を解き明かし、体の不調を和らげるヒントをお届けします。 世界も認める鍼灸のチカラ 鍼灸... 鍼灸師 井上真智子
認定取得の取り組み ユースエール認定で実現する、若者の定着と企業の成長戦略 2025年7月7日 はじめに 近年、働き方改革や多様性の推進が広まっており、厚生労働省は所定の評価基準を満たした事業者に対し、公的認定マークを付与する制度を設けています。 今回は2015年にスタートした若者が働きやすい環境づくりを進める企業の指標として注目されている「ユースエール認定」について紹介していきます。 ユースエール認定って? ユ... 助産師 太田 奈津美
プレコンセプションケア 女性活躍推進健康管理支援経営サポート両立支援 【事例紹介】プレコンセプションケア実例ー企業での取り組みー 2025年7月5日 近年、従業員の健康経営を重視する企業が増える中で、「プレコンセプションケア」への注目が高まっています。 なぜ今、企業がこの取り組みに力を入れるべきなのでしょうか? それは、従業員の心身の健康を支援し、結果として企業の持続的な成長に繋がる多くの意義があるからです。 企業におけるプレコンセプションケアの目的 こども家庭庁に... 不妊症看護認定看護師 西岡
プレコンセプションケア プレコンセプションケアとは? 2025年7月3日 「プレコンセプションケア」という言葉を聞いたことがありますか? もしかしたら、まだ耳慣れない方もいらっしゃるかもしれません。 「プレコンセプションケア(pre-conceptioncare)」という言葉を直訳すると、 「pre」は「〜の前に」「conception」は「受胎・妊娠」、「care」は「ケア」となります。 ... 不妊症看護認定看護師 西岡
働き方 【最新版】えるぼし認定企業事例紹介!-2025年に認定された企業の事例紹介- 2025年7月1日 はじめに 近年、働き方改革や多様性の推進が広まっており、厚生労働省は所定の評価基準を満たした事業者に対し、公的認定マークを付与する制度を設けています。 「くるみん」や「なでしこ銘柄」「トモニン」など、多くの認定マークが存在します。 今回は、2016年にスタートした女性活躍推進に積極的に取り組む企業に授けられる「えるぼし... 助産師 太田 奈津美
認定取得の取り組み 令和6年度 なでしこ銘柄選定企業の取組み事例 2025年7月1日 はじめに なでしこ銘柄は、平成24年度(2012年)から経済産業省が東京証券取引所とともに行っている取組みで、「女性活躍推進」に優れた上場企業が認定を受けることができます。企業が「なでしこ銘柄」になるには、「女性活躍度調査」に回答する必要があり、業種ごとによって選定されます。 令和4年度(2023年)からは「Nextな... 助産師 太田 奈津美
健康管理・リスクマネジメント 身近な脅威:ダニ媒介感染症(SFTS)を知っていますか? 2025年7月1日 はじめに みなさん、「ダニ」と聞くとどんなイメージを持つでしょうか? かゆみやアレルギーの原因というイメージを持つ方が多いかもしれませんが、実はダニは感染症の媒介者になることもあります。 西日本ではダニの感染症の1つである重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の報告も増えており、知識として知っておく必要があります。 今回... 助産師 太田 奈津美
健康経営 【2025最新!】ホワイト500認定 5企業の取り組み事例まとめ 2025年6月25日 はじめに 「ホワイト500」とは、経済産業省と日本健康会議が実施する「健康経営優良法人認定制度」の大規模法人部門(上場・大企業向け)で、年に1回発表される認定リストの上位500社に付与される称号のことをいいます。 特に優良な健康経営を実践している企業を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから社... 助産師 太田 奈津美
プレコンセプションケア 【薬剤師解説】ピル徹底ガイド:種類(超低用量・低用量)、副作用、避妊以外の効果まで 2025年6月25日 ピルというと「避妊薬」というイメージが強いかもしれませんが、実は月経痛やPMSの改善、子宮内膜症の治療など、女性の体調管理にも幅広く使われているお薬です。今回は、そんなピルについて、種類や副作用、よくある質問まで、知っておきたい基本をまとめてみました。 ピルにはどんな種類があるの? ピルには、含まれている女性ホルモンの... 薬剤師 吉井梢
ハラスメント 「職場の「友達」は敵?働く女性を悩ますフレネミーの実態」 2025年6月23日 フレネミーとは 「フレネミー(frenemy)とは、「友達(friend)」と「敵(enemy)」を掛け合わせた造語です。意味は、「友達のふりをした敵」とされます。 皆さんは、表面上は親しげに接してくるけれど、実際には裏で足を引っ張ったり、貶めようとしたり、知らないところで悪口をたくさん言われてしまっていた・・などの経... NPO法人日本心理教育ラボ理事長、公認心理師 岩崎恵美
くるみん認定制度 【事例紹介】2025年「くるみん」認定企業6社の取り組み紹介 2025年6月23日 はじめに 「くるみん」認定とは、次世代育成支援対策推進法に基づき、厚生労働大臣が子育てサポート企業として認定する制度です。企業が労働者の仕事と子育てに関する行動計画を策定・実施し、一定の基準を満たすことで認定を受けることができます。より高い水準の取り組みを行っている企業には「プラチナくるみん」認定制度も設けられています... 助産師 太田 奈津美
プレコンセプションケア 【働く女性の妊活】サクセスフルエイジングで「今」と「未来」を整える 2025年6月18日 「サクセスフルエイジング(Successful Aging)」──この言葉を聞いたことはありますか?これは、1990年代に米国の老年医学者ロウとカーンが提唱した概念で、加齢に伴う変化をただ受け入れるのではなく、心身ともに健やかに、自分らしく年を重ねるという生き方の指針です【※1】。 そしてこの「成功する老い方」の視点は... 看護師/体外受精コーディネーター 加藤早紀
健康経営 痛み止めは効かなくなるってホント?薬剤師が教える「耐性」の真実と正しい飲み方 2025年6月10日 頭痛や生理痛のときに飲む「痛み止め」。病院から処方されるだけでなく、ドラッグストアなどでも手軽に購入ができますね。皆さんは痛み止めについて、どんなイメージをお持ちですか?・「痛み止めは飲みすぎると効かなくなるのではないか」「耐性が気になる」・「痛みのどのタイミングで飲めばいいのかわからない」・「飲むと胃が荒れやすいと聞... 薬剤師 須崎 佑衣
健康経営 知って安心!2人に1人がかかる「がん」の基本知識と、自分を守るための行動 2025年6月9日 「がん」と聞くと、自分には関係のない遠い病気のように感じるかもしれません。しかし実は、日本人の2人に1人が生涯でがんにかかるといわれており、誰にとっても無関係とは言えない病気です。 今回は、がんの種類や原因、予防法、早期発見の大切さについて、わかりやすくまとめていきます。 日本人の2人に1人ががんになる時代 国立がん研... 助産師 太田 奈津美
ダイバーシティ&インクルージョン 【父の日特別コラム】育休取得率30%超え!家計も安心、パパが育休を取るべき理由と具体的なステップ 2025年6月9日 もうすぐ父の日がやってきますね。「育児はママがするもの」という時代ではなく、夫婦で足並みを揃えて育児をしているご家庭が増えています。これからは、パパも積極的に育児に参加し、夫婦で協力し合うのが当たり前の時代に。今回は父の日特集と題して、パパが育休を取得するメリットや、夫婦で協力できる具体的な方法について紹介していきます... 助産師 太田 奈津美