8月30日(火)、ファミワンでは初めてとなる「妊活LINEサポート事業」導入自治体様とセミナーなどで提携した自治体様を対象とした交流会イベントを実施しました。本イベントは「自治体で取り入れたい!プレコンセプションケア」をテーマに、プレコンセプションケア(※)の基礎知識や自治体の皆さまがどのような取り組みをしているのか事例も参考にしていただけるよう企画しました。
(※)プレコンセプションケアとは
若い男女が将来のライフプランを考えて日々の生活や健康と向き合うことであり、早い段階から正しい知識を得て健康的な生活を送ることが将来の健やかな妊娠や出産につながり、未来の子どもの健康の可能性を広げます。子ども、学生、「結婚・妊娠はいずれ」という若い世代など、誰もが「プレコンセプションケア」を実施してより健康になることは、「well-being(心身ともに満ち足りた自分)」の実現にもつながります。
【参加自治体】(かな順)
- 愛知県豊橋市
- 青森県東北町
- 神奈川県横須賀市
- 群馬県邑楽町
- 東京都杉並区
- 長崎県
- 広島県三原市
- 北海道民間社会福祉事業職員共済会
イベント内容
1.代表取締役社長 石川勇介よりご挨拶
「弊社の導入先も規模の大小さまざまな自治体に導入いただき、とてもありがたいと感じております。おそらく5年前では妊活や不妊治療に悩む人はいても自治体で取り組むには少人数すぎるのでは?10年だとそもそも悩んでいる人はいるの?という世界だったのではないでしょうか。これから5年後にはこれらの支援が当たり前になっていくかと思いますので、みなさまの取り組みが全国に広がっていくことを願っております。
今回のイベントに参加することで改めて気づきになり、広報の方法など共通の悩みもたくさんあると思いますので、そこに向けて一歩試してみようという1日になれば嬉しいです。
2.講演「自治体で取り入れたい!プレコンセプションケア」
不妊症看護認定看護師の西岡有可より、「自治体で取り入れたい!プレコンセプションケア」をテーマに講演いたしました。自治体さまからは事前に「プレコンセプションケアをどのように進めていけばいいか」といった質問をいただき、ファミワンからアドバイスをさせていただきました。
3.事例紹介
群馬県邑楽町
邑楽町保健センター 保健師の柴田様に邑楽町のプレコンセプションケアについて、邑楽町での現状のお取り組み、ファミワンを導入してからの活用状況や実績、周知方法や今後の展望について講演いただきました。
神奈川県横須賀市
ファミワン導入初の自治体である横須賀市様。平成28年度から妊活支援を開始したものの、相談者数、セミナー参加者数が少ない等の課題があるなど、地域健康課の竹田様にファミワン導入の背景をはじめ、横須賀市での取り組み事例を詳しくお話いただきました。
青森県東北町
「生む」「育てる」を応援する町を掲げている東北町。女性のライフステージに沿った支援をしたいという想いや、ファミワンを導入する前に邑楽町の柴田様にお電話で相談されたエピソードなども交えて講演いただきました。
4.ご意見交換コーナー
「妊活サポートLINEの周知方法」について事前質問をいただいていたため、ファミワンより杉並区様、邑楽町様の広報チラシについての取り組み事例をご紹介しました。
他にも「行政におけるプレコンセプションケア、どのように実施・他部署と連携していくとよいか」「プレコンセプションケアでの教育委員会との連携」といったプレコンセプションケア事業推進に関する具体的なご質問にも、ファミワンの専門家より知見を共有させていただきました。
5.振り返り
参加されたみなさまからは、「同じ業務で頑張っている方と顔を合わせることができて励みになった」「他の自治体の取り組みを聞いて取り入れたいと思った」といったお話が多くありました。
参加者アンケート
アンケートからは、全体を通して満足度が高かったとのご回答をいただきました。特に、事例紹介など他自治体様の取り組み・周知方法を知れたことが高い満足度につながった結果となりました。
「プレコンセプションケア」という切り口で開催した交流会でしたが、人口規模が違っていても、自治体様で抱えている課題や解決したい問題は同じであることが伺えました。
ファミワンでは今後も妊活サポートはもちろん、プレコンセプションケアなど男女の生涯を通したヘルスケアのサポートを提供してまいります。また、他自治体様での取り組みや成功事例の情報提供を行い、ファミワン導入自治体が住民様により充実した支援を行えるようサポートいたします。
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自治体向け「famione 自治体サポート」