2022年11月8日に開催いたしましたファミワンカンファレンス。非常に多くの方にご参会いただき、また、当日質問もたくさんお寄せいただき、ありがとうございました。
当日の動画アーカイブはこちらからお申し込みいただけます。
- 1 キーノート「企業で妊活・不妊治療支援をすること」概要
- 2 カンファレンス内で回答あり!
- 3 カンファレンスで未回答質問!
- 3.0.1 ご説明いただいた制度を使用する場合、有給でしょうか?無給でしょうか?
- 3.0.2 とても参考になる内容をどうもありがとうございます。二点質問お願いします。・妊活休暇を上司に分からないで利用可能でしょうか?・卵子凍結制度導入時の専門医のセミナーはファミワン様でご対応いただいたのでしょうか?
- 3.0.3 卵子凍結は、受精卵のみでなく未受精卵も含むという理解でよろしいでしょうか?
- 3.0.4 制度があっても、やはり、他の職員の負担増が気になります。負担が増えれば、素直に応援できないケースもあると思います。そちら側の職員をフォローする対策等はあるのでしょうか。支援を受ける女性ばかりが手厚くサポートされていると思われてしまうと思うと、制度が使いづらいです。
- 4 終わりに
キーノート「企業で妊活・不妊治療支援をすること」概要
キーノート「企業で妊活・不妊治療支援をすること」では、株式会社サイバーエージェント人事本部の田村有樹子様にご登壇いただきました。
サイバーエージェント様ではネーミングにもこだわり、社内で「バズる」仕組みを作られているとのこと。エンターテイメント業界ならではの発想だと感じつつも、企業様へお持ち帰りいただき、工夫をするきっかけになるお話をいただけたのではないかと感じました。
当日は本当に多くのご質問をいただきました。カンファレンス内で回答したものたけではなくお答えできなかった質問についても企業様にご回答いただきこちらの妊コラム内で返答を掲載いたします。
みなさまのご参考になれば幸いです。
カンファレンス内で回答あり!
女性社員の休暇がエフ休になったということですが、男性社員が不妊治療で休む場合はどのようにしているのでしょうか?
現状は有給休暇を使っていただく運用になっています。ですが年次有給休暇以外に社内で特別休暇も付与しているので現状は足りているという認識です。
色々な制度があり、人事の業務幅や業務量が増えているのではないかと感じたのですが、このような制度充実にあたり人事の人員を増やしたりなどもあったのでしょうか?すごく真似したいけど、今の業務にプラスαで実施になると大変だなと率直に感じました。
制度を入れたときに専任で誰かを追加するなどはしていない。人事側が運用地獄にならないように気を付けているのでシステムを頼ったりしている。社内のエンジニアに相談したりし、集計やエントリできないか等相談し、できるだけデータ化・システム化するよう進めています。
「妊活コンシェル」の仕組みを教えてください。手を挙げた人は匿名で人事部門は誰か分からないようになっているのですか?
今は私(サイバー田村さん)に個別で申請が来る仕組みにしています。
カンファレンスで未回答質問!
ご説明いただいた制度を使用する場合、有給でしょうか?無給でしょうか?
エフ休(月1日特別休暇)、妊活休暇ともに有給です。
とても参考になる内容をどうもありがとうございます。二点質問お願いします。
・妊活休暇を上司に分からないで利用可能でしょうか?
・卵子凍結制度導入時の専門医のセミナーはファミワン様でご対応いただいたのでしょうか?
・妊活休暇は上司承認時のワークフローでは「エフ休」と表示されるため通常の有給休暇なのか妊活休暇なのかが分からないようにしています。
・セミナーは、制度導入時に医学的な部分の設計をお手伝いいただいたグレイス杉山クリニックSHIBUYAの先生にご登壇いただきました。
卵子凍結は、受精卵のみでなく未受精卵も含むという理解でよろしいでしょうか?
未受精卵を対象としています。
制度があっても、やはり、他の職員の負担増が気になります。負担が増えれば、素直に応援できないケースもあると思います。そちら側の職員をフォローする対策等はあるのでしょうか。
支援を受ける女性ばかりが手厚くサポートされていると思われてしまうと思うと、制度が使いづらいです。
人員が不足する部署には適宜、異動や採用による補充を行っています。 休暇の利用については、社員各々が制度の目的を理解して受け入れてくれているので、人事としても大変感謝しています。上司側には、もし利用について困ることがある場合は、人事に相談してほしいと伝えています。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
サイバーエージェント社内での取り組みについては、「しらけのイメトレ」などどの企業さまでの取り入れやすい非常に参考になるお話ばかりでした。
制度を取り入れたいけれどどどこから手をつけたらいいかわからない、まずは話を聞いてみたいなどありましたら一度ファミワンまでご連絡ください。
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