ファミワンカンファレンス2024レポート【パネルディスカッション④両立支援に対する意識の社内浸透「両立支援を全社の意識改革に繋げるための様々な企業の取り組みとは」】

本記事では、「両立支援を全社の意識改革に繋げるための様々な企業の取り組みとは」をテーマに開催したパネルディスカッションをダイジェストでお伝えします。
全内容はカンファレンスアーカイブよりご視聴いただけます。

パネルディスカッション概要

「両立支援に対する意識の社内浸透」をテーマに、当事者支援だけではなく、いかに管理職や会社全体を巻き込んだ支援をするかについて、社内の様々な施策や社外の認定取得など、多様なアクションをとっている企業の実例とともにディスカッションを行いました。
パネリストには、株式会社アイネット 人事部 ダイバーシティ推進室 猪俣 聖子 氏、ANAホールディングス株式会社 グループDEI推進部 リーダー 田中 啓介 氏、日本電信電話株式会社
 人材戦略 ダイバーシティ推進室 篠 詩織 氏をお迎えし、ファシリテーターは、株式会社ファミワンの不妊症看護認定看護師 西岡 有可が務めました。

各社のお取り組みの事例

株式会社アイネット

メルクバイオファーマ株式会社

育児両立支援に関する取り組みをご紹介いただきました。最近では、「両立支援」から「活躍支援」(もっと働きたい)もサポートしていく施策に注力されているとのことです。また、2023年「プラチナくるみんマーク」認定取得をされており、「子育てサポート企業」としての意識の社内浸透についてもお話をいただきました。

ANAホールディングス株式会社

仕事と育児を両立する社員のエンゲージメント向上に関わる施策として、「きっずでぃの取り組み」をご紹介いただきました。仕事と育児の両立に対して職場理解を深められる機会にもつながり、実施に至りやすい施策の一つとして、運営方法の詳細もお話しいただきました。

日本電信電話株式会社

「不妊治療サポート休暇」の取り組みについてご紹介いただきました。不妊治療の概要や制度の理解促進を目的にセミナー開催(年1回)やマニュアル整備など、制度を社員へ届けるための取り組みについてもお話しいただきました。(2024年10月には「治療と仕事の両立」をテーマに、株式会社ファミワンの講師が登壇し、セミナー開催をいたしました。)

カンファレンス内のQ&A

ご参加の皆様からも多数のご質問がありました。以下、一例をご紹介いたします。

「株式会社アイネット様が「プラチナくるみん」取得するまでの苦労や社内からの逆風などはありましでしょうか?」

「日本電信電話株式会社様の「不妊治療サポート休暇」の制度導入にあたり、どのような資料等をご参考にされたのでしょうか?」

「ANAホールディングス株式会社様の取り組み「きっずでぃ」について、開催形式の工夫(開催の曜日や時間など)やイベントの運営や流れの詳細を教えてください。」

「育児や治療など両立社員を、「送り出す側」へのサポート・報酬などを反映した工夫や制度、お取り組みはありますでしょうか?」

まとめ

パネルディスカッションでは、「お取り組みの詳細/実施に関する社内や社外からの声/取り組み後の変化や効果/今後の想いや展望」の4視点で、特色ある各社の取り組みをさらに深掘りしてお話を伺いました。
ディスカッションが進むと、パネリストの3社様間で、「実際のところ、どのように取り組みが進んだのですか?」や「〜についての制度・補助は設計されてらっしゃいますか?」など、ご担当者ならではの視点で議論が進み、有意義なパネルディスカッションとなって大変盛り上がりました。

パネルディスカッションの詳細な内容、また各ご質問の回答は、アーカイブにてご覧いただけます。ぜひアーカイブ視聴をお申し込みの上、ご視聴ください。

▶︎「ファミワンカンファレンス2024」アーカイブ視聴申込 (申込・視聴期限:2024年12月3日迄)
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