ファミワンカンファレンス2023レポート【トークセッション「PoC Ground Tokyo 実施データから見るエンゲージメント向上とは」】
ファミワン主催の「ファミワンカンファレンス2023」を2023年11月16日にオンラインで開催いたしました。
昨年に続き2回目の開催となる本カンファレンスは、『エンゲージメントを高める「組織風土づくり」のヒントとは』をメインテーマとし、「従業員のエンゲージメントを高めるにはどんな事を行えばよいか」「各社はどんな課題をもっているか」など、妊活支援・DE&I(※)とウェルビーイングを実践する企業の具体的な取り組みやその課題について、登壇者、参加者の皆様と一緒に考える場となりました。
※DE&Iとは：『多様性（Diversity）、公正性（Equity）、包括性（Inclusion）』を指し、組織や社会において異なるバックグラウンドや立場の人々に平等な機会と尊重を提供するための取り組みです。
カンファレンス内のトークセッションとして、株式会社ボーンレックス新規事業部 深沢 昇大氏にご登壇いただき、「PoC Ground Tokyo 実施データから見るエンゲージメント向上とは」をテーマに、株式会社ファミワンの代表取締役 石川 勇介と対談を行いました。
ファミワンは、東京都主催のスタートアップ社会実装促進事業「PoC Ground Tokyo」の2022年、第1期採択企業として、協力企業や自治体と様々な取り組みを行ってきました。この2022年度PoC Ground Tokyoはボーンレックスにより運営され、スタートアップ企業と協力企業、団体とのマッチングやディスカッションなど橋渡しを行っています。
セッションでは、ファミワンの石川から、PoC Ground Tokyoに採択され、実証事業として多数の企業や多摩市と取り組んだ施策の結果についてお話ししました。また深沢氏からPoC Ground Tokyoでの取り組みの背景や、自治体とスタートアップ企業の連携についてお話しいただきました。
トークセッション「PoC Ground Tokyo 実施データから見るエンゲージメント向上とは」の全ての内容はカンファレンスアーカイブよりご視聴いただけます。
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対談概要
本セッションは「PoC Ground Tokyo 実施データから見るエンゲージメント向上とは」というテーマに沿ってセッションが行われました。
ファミワンの石川からは、PoC Ground Tokyoにて、企業11社と1自治体による実証事業の内容や結果をアンケートの数値をもとにご紹介しました。
ファミワンは、主に不妊治療や妊活に取り組む方々のサポートや周囲の啓発を通じて、当事者の方々が自ら行動につなげるきっかけを提供しています。PoC Ground Tokyoでの実証事業では、企業や自治体を通して、ファミワンによるサポートや啓蒙を行うことで、当事者の意識や意向への影響、実施企業の印象がどのように変わるかを実証する取り組みを行いました。
具体的な取り組みとして、妊活や不妊治療、健康全般の個別サポートやセミナーをファミワンは提供しており、これらの取り組みが心理的安定性やエンゲージメントの向上につながる結果が、一定の数値で示されています。
深沢氏からは、当社の提供するサービスやプロダクトの提供価値が時流に合っている点についてコメントをいただきました。
「スタートアップやベンチャー企業が、自分達の提供価値が何であり、それが大企業の痒いところにどのようにタッチできるのかが明確であれば、マッチングの確度は高まります。
妊活や不妊治療、仕事の両立支援など、社会的な課題として明確に存在するものの、センシティブな内容であるため、行政側が積極的に推進することに課題があったように思います。そこをファミワンのようなスタートアップ企業と連携することで、民間主導で進めることができるという点が、このPoC Ground Tokyoのテーマと合致したと考えています。」（深沢氏）
「PoC Ground Tokyoは、あくまでも一定の期間の中で、一定の企業や自治体と実証事業として取り組むプロジェクトでした。実施の結果、提供しているサービスや製品の有効性が数値として見えてきたと思っています。この結果やコメントをもとに、今後も広く企業や自治体と協力して取り組みを広げていけるといいなと思っています。」（ファミワン石川）
そのほかトークセッションの中では、ファミワンの実証事業での取り組みの結果や、PoC Ground Tokyo以外のベンチャー支援や官民連携支援の情報や採択のポイントなどをお伝えしています。
トークセッション「PoC Ground Tokyo 実施データから見るエンゲージメント向上とは」の全ての内容はカンファレンスアーカイブよりご視聴いただけます。
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今、企業と従業員との関係性を育む「エンゲージメント向上」への取組みが、企業全体を成長させる施策として注目されています。
従業員のエンゲージメント向上のためには、組織全体の風土作りが不可欠です。そして企業の規模に関わらず、行動を起こすことが個人、組織、社会のウェルビーイングを生み出す鍵だとファミワンは考えます。
社員や従業員のエンゲージメントを高める取り組み、制度を取り入れたいけれど、どこから手をつけたらいいかわからない、まずは話を聞いてみたいとお考えの企業様は、一度ファミワンまでご連絡ください。
