寒い季節。空気は乾燥し油断するとのどが痛くなったり咳がでたりしますよね。
風邪のウイルスや細菌は数多く存在し、食事を通して体内に侵入してきます。
体に侵入した細菌やウイルスと戦ってくれるのは「免疫細胞」と呼ばれる細胞です。
この免疫細胞は約60%が腸に集まっているといわれています。
腸は外からの食事を体内に取り込む玄関口となっています。
そのため腸にはたくさんの免疫細胞が集まっていて、悪いウイルスや細菌が体に侵入することを防いでくれているのです。
いかがでしたか?腸内環境が悪い状態が続くと体のあらゆる場所で不調が出てきます。体の健康を維持するためにもまずはご自身の腸内環境を整えていきましょう。
日本人の腸内環境を乱す主な原因は「食物繊維の摂取不足」と「脂肪の摂りすぎ」「水分不足」「運動不足」「生活リズムの乱れ」です。1度ご自身の食生活と生活習慣を見直しましょう!
食物繊維の多い食品を意識して摂るようにする
日本人の1日食物繊維目標量は男性20g以上、女性17g以上ですが約5gが不足しているといわれています。 食物繊維には、水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維があり、
1:2(水溶性1:不溶性2)で摂るとバランスが良いとされています
発酵食品を摂取する
発酵食品は私たちの腸内に住んでいる善玉菌のエサとなり増やし、腸の蠕動運動を活性化させます。 また、悪玉菌が増えることを防ぐ効果も期待されています。
オリゴ糖を含む食品を摂取する
オリゴ糖は発酵食品同様、善玉菌であるビフィズス菌のエサとなります。また、オリゴ糖は発酵性の食物繊維であり、腸内で発酵されることで短鎖脂肪酸が生成されます。短鎖脂肪酸は腸内の健康を促進し、腸粘膜の保護や免疫機能の向上に役立ちます。
腸が汚れている状態では疲れやすかったり、やる気が出なかったり何かと体に不調が出てきます。
元気な毎日を過ごすためにもまずは腸内環境を整えていきましょう!
上記の食材を取り入れて1~2週間後の便の状態を確認し毎日バナナ1本分の便が出れば腸内のお掃除はバッチリです!
お腹の中も大掃除できるレシピをご紹介!
腸の中の免疫力をアップして、抵抗力の下がる寒い冬を乗り越え、明日も元気に働きましょう!