【健康経営】熱中症の症状と対策

湿度や気温も高くなり、日差しが強くなるこの季節。暑くて苦しいなと思う時はありませんか?今回は、そんな暑い時期に注意が必要な熱中症についてお話しします。

熱中症とは?

気温の高い環境にいることで体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなり、さまざまな症状を起こす病気のことです。

こんな症状に注意!

軽度

・立ちくらみ

・筋肉痛、筋肉の硬直

・大量の発汗

中等度(病院へ)

・頭痛

・気分の不快、吐き気、嘔吐

・倦怠感、虚脱感

重症(入院が必要)

・意識障害、けいれん、手足の運動障害

(呼びかけや刺激への反応がおかしい、うまく歩けない等)

・高体温

こんな場所・天気には注意!

運動場や海など日差しが当たる屋外や、車の中・浴室やトイレなどの気密性の高い場所/家庭内の風通しの悪い室内は熱中症になりやすい場所です。また、気温が高くなくても、湿度が70%を超えてくると汗が蒸発しにくく、熱がこもりやすいので注意が必要です。

・気温が高い、湿度が高い、急に暑くなった時

・風が弱い、日差しが強い、照り返しが強い

これらの条件が当てはまる日は特に熱中症に注意してくださいね。

熱中症を予防するには、次のようなことに気をつけましょう

【外出時・外での仕事の場合】

外出時にはなるべく日陰を歩き、帽子や日傘を使いましょう。服装は、熱がこもらないよう、袖口があいたもの/襟元をゆるめられるものがおすすめです。暑くてTシャツ一枚で過ごされる方も多いと思いますが、インナーを着たほうが外からの直接的な熱気を遮断してくれるので、暑さを防いでくれますよ。

暑い日にはいつのまにか汗をかき、気づかないうちに体内の水分が失われていることが多いです。 一度に大量に飲むよりは、喉が乾く前にこまめに飲みましょう。

ただし、コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれている飲み物やアルコール類は利尿作用があるので水分補給としては避けましょう。また、冷たい飲み物の方が体温を下げてくれそうですが、胃に冷たい水分が大量に入ると、体は適切な温度に戻そうと体温を上げてしまいます。そのため、普段は冷たすぎない飲み物を飲むようにしましょう。

汗をかくと、水分と一緒にミネラルやビタミンも失われます。水分補給だけではなく、ミネラルも補給するようにしましょう。ミネラルを補給するには、麦茶がおすすめです。

スポーツ飲料も水分とミネラルを同時に補給できますが、糖分が多いので飲み過ぎに注意が必要です。

熱中症を疑う症状がみられたら、風通しのよい日陰やエアコンのきいた室内に移動します。冷たい水や塩水、スポーツドリンクなどを飲み、横になってからだを休めてください。衣類の襟元をゆるめたり、脱いだりして、うちわや扇風機で風をあてたり、冷たいもので首筋やわきの下、足の付け根、足首など動脈が通っている部分を冷やしてもいいでしょう。

【デスクワークの場合】

リモートワークの普及に伴い、自宅で過ごす時間が長くなっています。デスクワークをしていると汗をかく機会や気温の変化に接する機会が減るので、暑さに慣れにくい状況になります。外に出る際は熱中症に注意してくださいね。家の中では、ブラインドやすだれで直射日光を遮ったり、扇風機やエアコンで室温・湿度を調整し、風通しの良い場所でお過ごしください。

さいごに

日頃から暑さに身体を慣らしておくために、無理のない範囲で外で過ごしたり、運動したりと、汗をかく習慣をつけましょう。また、まだマスクをつけるシーンも多いかと思いますが、マスクをしたまま外にいると顔が熱く感じられると思います。暑い中マスクを着用することにより体温が上昇するだけでなく、口の渇きを感じにくくなり気づかないうちに水分不足になってしまう場合もあります。暑い時には人ごみを避け、適宜マスクを外すようにしてくださいね。