不妊の原因は女性にだけあると思われがちですが、実は不妊の原因の約半数は男性側にもあるのはご存じでしょうか。 射精ができているし量も十分だから自分は問題ないだろう、と考える方もいらっしゃるかもしれません。ですがそういった場合でも実は元気に動いている精子の量が少なかったり、精子自体がいないこともあるんです。 精子の状態は...
不妊治療の記事一覧
先日、培養士から培養室での安全管理についてお伝えしましたが、今回は外来業務での安全管理についてお話しさせていただきます。 不妊治療の専門病院には毎日多くの患者様が受診されます。 そして、患者様だけではなく血液検査のために採血した血液検体や、精液検査や人工授精などのために使用する精液などもお預かりしています。 これらは不...
2023年5月に厚生労働省から、麻しんの国内感染者報告と更なる感染増加の注意喚起がされました。2023年6月9日現在、東京都、大阪府、千葉市でも感染が報告されています。 麻しんを防ぐ方法としてワクチン接種があります。今回は麻しんのワクチンについてご説明します。 麻しんの症状についてのコラムはこちら 麻しんワクチンとは ...
先日「改めて考える、私とパートナーの今後のプラン」というテーマでオンラインイベントを実施しました。 イベントでは登壇者のメッセージに参加者からのコメントやリアルな質問が寄せられ、そのコメントや質問に登壇者も応えていく、充実した時間となりました! アーカイブ配信決定! 多くの方からたくさんのリクエストを頂き、イベントのア...
今回は不妊治療で行える先進医療のERA / ERPeakについて説明します。 ERA / ERPeakとは 「着床の窓」を特定するための検査です。着床・妊娠に最も適した子宮内膜が整う「着床の窓」の時期に合わせて胚移植を行うことで、成功率の向上を目指します。 具体的には、凍結融解胚盤胞移植する際、移植する当日の内膜が着床...
ロボット保険ガイド「リアほ」を展開するInsurtech企業のWDC社によるコラムの3回目です。実は不妊治療の費用を直系尊属(両親や祖父母)から受け取った際、贈与税がかからなくなることはあまり知られていません。どのようなポイントがあるのでしょうか。今回もWDC社員であり、数多くの執筆記事を手掛ける工藤崇さんが解説します...
今回は不妊治療の先進医療であるIMSIについて説明します。 卵子と精子を受精させることを媒精と言います。この媒精の方法は大きく2つに分けられます。 一つは体外受精と呼ばれる方法です。この方法は卵子が入っている培養液の中に、調整した精子を入れ泳がせる事で受精させる方法です。 もう一つの方法は顕微授精と呼ばれる方法です。こ...
ロボット保険ガイド「リアほ」を展開するInsurtech企業のWDC社によるコラムの2回目です。不妊治療にとって、費用負担が大きく削減される健康保険制度への組入は大きな関心ごとです。ただ、配偶者の公的保険に入っていても対象なのかなど、詳細理解は広がっていません。不妊治療を続けながら、転職や退職をした場合はどうなるのでし...
今回のコラムはロボット保険ガイド「リアほ」を展開するInsurtech企業のWDC社に執筆して頂きました。複数回に分けてお届けします。まずは一年間にかかった費用を所得税と住民税から控除できる医療費控除について。不妊治療費用も医療費控除に含まれることは知られてきましたが、どのような注意点があるのでしょうか。WDC社員であ...
今回は不妊治療で行える先進医療のPICSI(ピクシー)について説明します。 PICSIとは Physiologic intracytoplasmic sperm injectionの略で、生理学的精子選択術と言います。ヒアルロン酸を用いて成熟した精子を選別する技術です。 通常の 顕微授精では、運動性及び形態学的に良好な...
今回は不妊治療の先進医療として認められているSEET法について説明します。 SEET(子宮内膜刺激胚移植)法とは 着床するために必要な要素のひとつに、胚から出るシグナルが重要とされています。 卵子と精子が卵管内で受精し胚盤胞に成長する過程の中で出るシグナルが子宮内に影響を与えており着床しやすい環境になるのではないかと考...
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